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yau. 展

yau.

 南青山の根津美術館のほど近く、閑静な住宅街の一角にセレクトショップ「yau.(ヤウ)」は在る。

白塀に囲まれ、内との接点は一枚のアンティークの扉。外からは店内を窺い知ることはできず、うっかりしていると見過ごしてしまうほど、ひっそりと在る。
扉を開けると、国内外の作家・デザイナーが作った洋服や器、そしてヴィンテージウェアやアンティークの家具が店主の審美に沿って整えられた居心地の良い空間が待っている。

kaval

店主が選んだ衣食住を彩るアイテム達は、どれも作り手の温度が伝わるような、温かな気持ちにさせてくれる物ばかり。

この服を着て何をし、どんな家具に囲まれ、どういう器で食事をするか。
生きること住まうこと、自らが心地良いと感じるセレクション。

いつか関西の皆さんにも体感してもらいたいと思っていて、今回、大阪へお呼びすることができました。
 特に今年は丁寧な暮らしに意識がシフトしている人達が多いように感じていて、良いタイミングでご紹介できる機会になりそうです。

企画展期間中は、CATHEDRAL UMEDA が yau.で染まります。

期間中の 11/21㈯, 22㈰ の両日、yau.店主にも在店して頂きます。
CATHEDRAL UMEDAの空間が、どんな空気に変わるのか。

楽しみにしていてください。


  • 場所
    • CATHEDRAL UMEDA
  • 日時
    • 11/21(土)〜23(月) 12:00〜19:00

ブランドリスト

  • メンズ
    • kaval(服 / 日本)
    • Ian Batten(服 / イギリス ロンドン)
    • Vintage Wear
  • レディース
    • kaval(服 / 日本)
    • Atelier Baba(服、靴 / イギリス ロンドン)
    • Cabinet(ニット / イギリス ロンドン)
    • Cecilie Telle(ニット、バッグ / イギリス ロンドン)
    • Vintage Wear
    • Nathalie Sonnet(フランス ノルマンディー)
    • Hortense Montarnal(フランス リヨン)

ブランドプロフィール

<Ian Batten>
イギリス、ロンドンにあるHornsey Art College在学中にRoyal Opera Houseのコスチュームドレッサーとしてキャリアをスタート。
1992年、自身のレーベル「Ian Batten」を設立。
90年代 メンズ、レディースの数多くの有名ブランドと仕事を共にし、長年にわたる確かなテーラリングの技術と経験に基づきながらも、独特のリラックスしたカジュアルスタイル、時代を超越したシンプルなデザインは着る人の性別、年代を問わない独特の表情を作り出している。

<Cecilie Telle>
ノルウェー出身、イギリスのニットデザイナー 
一本の毛糸を編む、洗うことで機能的で実用的な密な形へと変化していく工程に魅了され、イギリス Royal College of Artでニットを学ぶ。
大量生産と一線を画し、時間をかけてひとつひとつの作品全てに対して心をこめたものづくりは、作品そのものの素材から人の手の存在が感じられるようなものを生み出せると信じ、製品にはブリティッシュウールのみを使用し、ロンドンで全て手作りで製作している。
ニッターと同時に教師でもある彼女はシュタイナー教育と手工芸の理念に基づき、その教えを作品を通して伝えている。
過去と未来どちらにも通じるデザインや色使いは、子どもの頃の服やインテリアを連想させるような鮮やかで遊び心に溢れた作品になっている。

「The past is reformed/reworked to fit the future.」

<CABINET by Tomoko Yamanaka>
イギリス、ロンドン在住Tomoko Yamanakaが手がけるレディースのニット、洋服のブランド。
2002年、Royal College of Artを卒業、自身のブランドを設立。前身のブランドより2009年から「CABINET」に名前を変更。ニットを中心に素材の手触りと感覚、手編み、手織りの暖かさを彼女のノスタルジックな世界観とともにデザインに表現する。

“British Alpaca Project”
「British Alpaca Project」は数年前、イギリスでは当時まだ希少なアルパカ農場経営者ダイアンと町の小さな小物屋でデザイナーが偶然出会ったのがきっかけで、2012年よりスタートした。
アルパカの毛は羊毛と違い、細く長く繊細で切れやすいため、羊毛の歴史に反して、アルパカはまだ歴史も浅く、刈り、紡ぎ、毛糸にしてニットを作り上げるシステムが十分でなかったが、彼女はかつてイギリスにあったCottage Industry(家内制手工業)をモデルにして、農家、糸、ミル、ニッターと一緒に質の高いアルパカ製品を作る活動「Britsh Alpaca Project」として取り組みを始める。
以降、この継続可能な方法で生産させた希少なイギリスのアルパカを100%使ったハンドメイドニットアイテムを発表し続ける。化学処理を施さない染めていない天然の糸の色合い、繊細さ、肌心地の良さは一度着用するとその良さを実感できる。

<Nathalie Sonnet>
彼女の作品は形状、輪郭、色、質感共に独特で特徴的。
形はシンプルながら表面を削り出すことで全ての線が不規則であり、その独創的な形が生まれる。
またその美しい色の数々は彼女が幼少期から現在まで感じる周囲の自然の環境からインスピレーションを受ける。

森の深碧
苔の若葉色
霜の白
干し草の黄金色
灰色の夜
海の青

<Hortense Montarnal>
フランス、リヨンで作陶をする陶芸家。
法律を勉強した後、企業弁護士として生活を送るが、地元リヨンに戻り陶芸の道に入る。
地元の土地で創造性を発展させ、現代と50年代のスタイルを合わせた独自の作品を発表。
現在は限られたギャラリーとシェフのためにオーダーメイドで作品を提供している。

<Atelier baba>
Melissa Thompson とGabriella Massey によるイギリスのシューズ、服のブランド。
Central Saint Martinsでメンズウェアの学士号を取得、のちに様々なハイブランドで経験を積む。
民族文化を常に研究、また影響を受け 織物や染めなど歴史的であり伝統的な手法を用いてハンドメイドで表現する。服、靴も共通に、男性的な要素と女性的で官能的な独特のフォルムを提案する。


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