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21AW Peterson Stoop

90年代、世界で最も作られた靴

19世紀初頭、硬化ゴムが発明されたその日から、スニーカーの歴史は始まりました。

ズック靴から始まり、主にはスポーツシューズとして生まれたスニーカーは、革靴と比べどこまでも歩いていけそうな履き心地と軽さを持ち、当時のファッションアイコンや若者達に自由の象徴として受け入れられていきます。

70年代以降のスポーツシーンの隆盛と共に、ナイキ、アディダス、コンバース、プーマ等、今も一線のスニーカーブランドが更に躍進を遂げ、スニーカーはスポーツからストリートや日常へと、普遍的なアイテムとして認知され、年齢を問わず広い層に普及した。

そして迎える90年代。ハイテクスニーカーという言葉が生まれ、エアマックス、ポンプフューリー、エアジョーダン等を筆頭に日本でもスニーカーブームが爆発する。エアマックス狩りなるものも現れ、カツアゲでスニーカーを盗られる。ハワイにエアマックス95を1足8万円で仕入れにいき、20万円で転売するテレビ番組が放送されるなど、まさに社会現象だった。

当時の私は高校生で、スニーカーを下足箱へは入れず、盗まれぬよう教室まで持ってあがった。この思い出、懐かしい人も多いんじゃないですか?

スニーカーショップに必ず列んでいる名作と言われるモデルは、今も時代を超える定番として生産され続けていますが、スニーカーの宿命とも言えるのが加水分解によるソール剥がれや、ラバーの摩耗。アッパーは健在でもソールが壊れると長く履くことはできず、役目を終えたスニーカーは「ゴミ」へと変わってしまう。

長きにわたって人気があり作り続けられるということは、それだけ大量に作られそして大量のゴミへと変わっている、ということ。

PetersonとStoopは、廃棄を待つだけの「不要な物」に第二の命を吹き込みました。

生まれ変わったアイテムは、リソールを可能とすることでより長く付き合え、使い捨てのループから抜け出すことができます。
スニーカーには無いトラッドさと、革靴には無い洒脱感。
ソールが減ったら「次はどんなソールにしようか?」なんて、衣替えをするように考えるのも面白い。
修理しながら末永く愛用してください。


R1B “JORDAN”

  • MODEL
    • R1B
  • SIZE
    • 41, 42.5, 44
  • PRICE
    • ¥75,900

peterson stoop

OR20 “BOSTON”

  • MODEL
    • OR20
  • SIZE
    • 40, 41, 43
  • PRICE
    • ¥75,900

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