AURALEE 2020AW

SELECTIONS 2020.08.23

真っ当なものを淡々と作る

「どんな人が着ても、服よりもその人の個性やキャラクターが前に出るように」

という考えから、ランウェイモデルには様々な人種の男女を起用。外見だけではなく、一からこだわって作られた素材とパターン、縫製や仕上げまでとことん拘る姿勢と本質を見せることを意識したという、2020AWのコレクション。

少しずつ様々なブランドから2020AWの入荷も増え、店内も秋冬の装いに少しずつ変わりつつあります。

毎シーズン、シーズンのスタートにしっかりと入荷があり毎度のことですが素材、仕立て、アイディアの詰まったコレクションを提供してくれます。

WOOL MAX GABARDINE HAND PAINTED SHIRTS

古着の要素をあらゆる角度で解釈したAURALEEのペイントシャツブルゾン。
ゆったりとした身幅の大きさは、CPOシャツから着想を持ちオーバーサイジングのそのシャツは、インナー＆アウターの両方での着用が可能。

きめの細かいオーストラリア産のウールは、高密度で織り上げています。
このハンドペイントは、１点１点表情が違い職人が丁寧に仕上げています。

柔らかい上品な光沢があるプルオーバースウェット。
アメリカの極細の超長綿を使用した生地で、起毛加工を施した柔らかい裏毛です。

肌触りがまるでシルク起毛の肌辺りで、滑らかで気持ちいい着心地です。
生地は弾力性があり、リラックスした抜け感のあるシルエットで、膨らみのあるフォルムになっております。
冬場は、コートの下のインナーとして重要な役割りを持ちます。

AURALEEは2018年秋冬デニムラインをリリースし瞬く間に人気が出ました。

それまでデニムを提案してこなかったことは、これまで気に入った素材に巡り合わなかった。出逢わないのであれば、AURELEEはオリジナルの生地を作ることに挑戦。米綿のムラ糸を限界まで強撚し、ナチュラルの糸を経糸に使って織り上げています。

そして今シーズンの新色である爽やかなアイボリーは、表面にホワイト顔料をコーティング。その後、さらに硬さを取り除くためバイオウォッシュ加工を施しているので、インディゴとは違った表情があります。

シルエットは裾にかけてゆったりとしたバギーシルエット。

股上も深めで、ハイウエスト。脚が綺麗に見える絶妙なバランスに仕上がっております。大げさではないペイントは、上品でカジュアル過ぎず、綺麗目のニットなどで合わせる事も出来ます。

生デニムを意識した存在感ある生地ではありますが、穿いてみるとカタ過ぎず重過ぎず、経年変化するとより存在感がでます。