OPJ-001 Super120’s WOOL-TSH (改)
動機
OUTDOORブランドのシャリ感あるWOOLが肌に合わず、5年前にEXTRA FINE MERINO WOOLで作ったTシャツが原型となっています。
WOOLと言う素材の可能性は、私の今までの常識を変えるものでした。WOOLの性能をちゃんと理解する為に様々なWOOLジャージを取り寄せすぐにリサーチをし、国産のEXTRA FINE MERINO WOOLと出会いました。2017年の冬に完成した初代のWOOL-TSHが全ての始まりです。
一度完成している物を壊すのは、もちろん迷いもありました。
ですが普通に再販するのは、、、いつもの癖です。
プロダクト
今回も再販ではなく型紙、生地共に徹底的に見直し、新しいWOOL-Tshを作りました。
過去の経験から認識しているWOOLのメリットは下記の5つあります。
これらを損なわず過去最高のWOOL-TSHを目指します。
1. 洗濯機で普通に洗える強度がある。
2. 速乾性に優れている。
3. 体の熱を溜めず汗を吸収し温度を調整する。
4. 肌触りが良く軽い。
5. 嫌な匂いが出にくい。洗濯機で普通に洗える強度がある。
リサーチ
TAKISADA120sシングルウールジャージ今回は5つの機能のベースアップをする事と、OUTDOORやカジュアルだけではなく都会的で高級感を出す事を重視しました。
国産のTAKISADA120sシングルウールジャージは前回使用した
<REDA社 Super120’s Wool>
と同等の細番手ジャージです。
マットでドライな仕上がりのREDAに対して、TAKISADAは光沢と滑りを強く感じる素材です。国産の丁寧な仕事によって得られるドレープと光沢、そして120’sながらマシンウォッシュに耐え得る強さも持ち合わせています。
2は微差でREDAの優勢。
1,3.4.5に関してはREDAを超えています。
サイズ感
今までに無かった高級感は服に知的な印象を与えてくれます。
パターンの微調整遊びが多かった夏服を少し凛とさせるイメージで。
袖丈は長く、袖口は細く、首の空きは鎖骨が見えない程度までに修正しました。ドレープを生かす為にボディーの緩さはそのまま活かし、縮みを考慮し着丈を少し伸ばしました。
全て1cm前後の調整ですが印象は大きく変わりました。肩のドロップと傾斜はどこに肩がきても落ち着くパターンで、単なるリラックスフィットでは無く、背中を大きく前は小さく体に馴染む立体パターンは継承しています。
通常の倍くらいのサイズレンジを持たせたので、今回も2サイズ展開します。サイズは「SM」と「ML」という2サイズ展開としました。
狙いは大小、男女、と言う区別以外にMサイズの人は両方着れると言う意味を持たせています。
体型にもよりますが170cm以上の人はコーディネートや気分で使い分ける事ができると思います。
参考記事OPJ-001https://cathedral.jp/opusjapan/chapter-1-wool-t-shirts/
- S/M
- 着丈72m 肩幅48cm 身幅59cm 裾丈21.5cm
- M/L
- 着丈74cm 肩幅50cm 身幅61cm 裾丈22.5cm
参考身長 S/M 160cm〜173cm M/L 174cm〜180cm
168cm 70kg M/L
165cm 60kg M/L
180cm 64kg M/L
160cm S/M
181cm 54kg S/M
170cm 74kg M/L
174cm 68kg M/L
167cm 56kg S/M
COLOR
国産の生地らしく繊細な色展開です。日本の色名からつけました。
赭 (ほそ)オレンジ
青藤(アオフジ)ライトブルー
滅紫(メッシ)パープル
軍勝(グンカツ )ダークネイビー
鉛 (ナマリ)チャコールグレー
販売時期
8/28 (土)昼12:00〜 オンライン及びcathedral 3店舗で販売開始。
価格
¥12,000+TAX
ONLINE STORE
お問い合わせ
気になることがございましたらお気軽に各店、オンラインストアまでお問い合わせください。