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Harry Mundy

デザイナー、ハリー・マンデー。

彼のお師匠のお師匠はトミー・ナッター。

70年代英国では超腕利のテーラー。

そんなお師匠の顧客は爵位のある貴族様、ではなく

70年代名を馳せたロックスター、

Harry Mundy

誰もが一度は見てるこのジャケ写、前を歩く3人の服を仕立てたのはトミー・ナッター。

後ろで「今日正装いるんすか?」みたい感じの人の分も仕立て上げて欲しかった。

彼らが古臭いポピュリズムなミュージックシーンを塗り替える横で、

ナッターズもサビル・ロウへ革新的なデザインの衝撃を与えていく、

Harry Mundy

超ワイドなラペル、シャープなショルダー、お尻をすっぽりと隠すロング丈、

一見ただの破天荒、でもこれ腕がよくないとできないやつ、

型を理解した上での型破り。

全てのバランスが緻密に成立してる。

カエルの子はカエル。そのカエルの子も、またカエル。

ナッターズの系譜をひく、ハリーマンデーにはジェントルな英国紳士なんて退屈で仕方なく、

ヴィヴィアンで叩き込まれたパンクスピットを裁ち鋏へぶち込んで、

作るのは、サビル・ロウの技術をふんだんに使って、気分が最高にブチ上がるヤツ。

Harry Mundy

このSSのたち上がりもいきなりブチのめされた。

新進気鋭のデザイナーでも裁断をためらう、超大襟のジャケット。

畳みを広げてるとき。マジでこれいけんの?って感じ。

でも、一度試着してみると、この大襟の裾が肩の傾斜にちゃんと沿って、

首の湾曲にちゃんと台襟が吸い付いて来んの、、、マジほんとなんすよ。

この大胆なデザインをフラシ芯のテクニックで、

あたかも「これがスタンダードっすけど、何か?」っみったいなツラを仕上げてくんの

この感覚がHarry Mundy。

真剣に遊んでる大人って感じ、

Harry Mundy
Harry Mundy
Harry Mundy
Harry Mundy

ちなみにこれが、代理店さんににいただいたアイテムの紹介文、(手抜きなセレショがコピペしてる元ネタ)

『短い着丈はストリートでの喧嘩で動きやすい…』 

デザイナーの口からはまず出ない一言、、、岸和田で学生服仕立てるのかと思った。

丈は少し短め、リブの詰まったTシャツに、パープルのバンダナを細く巻いて遊んでみたり、

細身のセルビッチデニム、裾の広がるスラックスなんかと合わせたい。

生地は今一番贅沢なファブリックになりつつあるリネン、

しかも少し太めのアイリッシュリネン、

このしっかりとした素材感があの襟の立体感の立役者ってわけすよ

  • COLOR BLACK / NAVY
  • SIZE 36 / 38 / 40
  • FABRIC LINEN100%
Harry Mundy
Harry Mundy

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