【 LEVER 】
橋本氏の英国から持ち帰った美学と技術、彼自身が持っていた精神が深く混ざり合い、LEVERの空気感を出しています。ただのドレスじゃ無い、LEVERは自由なドレスシューズです。
今後 CATHEDRALの足元はLEVERがTOP ENDとなるだろう。 服が好きで、靴が好きな方であれば、この靴を是非知っていただきたいと思っています。 靴はあなたのスタイルを根底から支えるものです。 この靴との出会いが人生に与える影響は少なからずあると思います。
この靴との出会いの場が、CATHEDRALである事を嬉しく思います。
フルモデル、フルサイズをご用意し下記の期間でオーダーをお受けいたします。
デザイナー橋本氏の経歴
- 1999-2003 自身の道を探すため、高校卒業とともに渡英。London College of Fashionにて靴の作りとデザインを学ぶ。
- 2003 卒業後、仲間とEARTH (アトリエ)を構え、靴作りの探求の時期を過ごす。
- 2004 作り手として更なる技術の追求をすべくビスポークシューメーカーJason Amesbury氏に弟子入り。師の元で底付職人として7年の修行日々を過ごす。
- 2009 並行してJohn Lobb St. James’s. Foster & Son. Gaziano & Girling. 等の数社でmakerとして活動。
- 2013 師からのマスター認定を受け帰国。日本国内にてロンドンにあるBespoke boot maker数社の仕事を継続して行う。
- 2017 自身のフルハンドによる靴製作プロジェクト、TAKAYUKI HASHIMOTOとして活動。
- 2018 自身がトータルデザイナーを務め、職人としても携わる既成靴の製作プロジェクト、“LEVER” として活動。
LEVER
LEVERという名前はイギリスのとあるストリートから拝借しています。
“lever” = “梃子”、小さい力を大きな力に、小さい動きを大きな動きに変える仕組み。
全力で最上のプロダクトの完成を目指し、一足一足、靴を製作しています。
Takayuki Hashimoto
DETAIL
より高みへ 元来フルハンドでの靴作りに使用され継承されてきた、ウェルテッド製法。
現在の既成靴の市場では、そのウェルテッド製法を工業化したグッドイヤーウェルテッド製法が主流となっています。これは殆どの工程を機械により簡略、効率化し量産を可能にしています。
LEVERは既成靴市場の中でもグッドイヤーではなく、フルハンド寄りの ”九分仕立て” を採用しています
これはその名の通り、一分機械、九分手仕事。一部以外の全工程をハンドで行うという事です。
細かい手仕事だからこそ生み出せる顔つきやディテール、故に香り立つ空気。
足への馴染みの良さ、歩行時の返りの良さも、人の手で縫い上げを行うからこそ。
手間をかける、其処には理由があります。
選びぬく。
主にドイツ、フランス、イギリス産の、ビスポークや高級既製紳士靴で使用される最高品質革を使用しています。一般的な既製靴は革一枚から6~7足分取りますが、LEVERでは傷や血筋を極力避け、然るべき革の伸び方向を鑑みながら3~4足分しか取りません。 非効率ですが、しっかりと時間をかけ選定しています。
Form Follows Function
先人が生み出した形には理由があり、無闇に触る必要はありません。
長年英国靴職人として活動し、連綿と受け継がれてきた伝統の一端を担っているため、LEVERの靴はブリティッシュトラッドの空気を色濃く纏っています。 それに相反し、何者でもなかった頃の自身のバックグラウンドストーリーと、現在とをリンクさせ、コレクションに反映しています。
日程
- 受付時間 12:00〜20:00
- 7/17〜7/21 サンプル展示 (2足目のお客様や下見にご利用ください)
- 7/22〜7/23 オーダー受付 (デザイナー在店)
SIZE展開
- SIZE UK5 – UK9 (必要であればデザイナーがソール等で微調整いたします。)
製品版と同じサンプルは足入れ厳禁です。あくまでディテイルの確認用となります。別に試着専用のサンプルがフルサイズございます。試着様のサンプルは製品版と仕上げ革が異なります事を予めご了承ください。
オーダー時に販売価格の30%の内金を頂きます。 残金は納品時にお願いいたします。 商品のお渡しは大凡半年後の予定です。年間の生産足数に限りがございます、納期が大幅に遅くなる場合、オーダをお受けできない場合もございますので、予めご了承ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
CUDDLE (NEW)
フルサドル仕様、コインローファーとしてはやや亜流、既製靴ではそこまで多く見られないかと思います。インサイドからアウトサイドにかけてサドル部が繋がっており、サドル自体もヴァンプ部と一体化しております。こちらも同じくLEVERらしくあからさまな色気は狙わず、自身の基礎である英国靴のバランス•仕様にてデザインされています。ボトムはベヴェルドウエスト(TIDE、VESTIGEと同様)を採用。
- Style:Norwegian casual raised lake, half saddled
- Colour:Black
- Leather:Box calf
- Specification: Hand lasted / Hand welted / Square waist / Hand stitched lake / Through socks
- Last:THC101
- Size:UK5 – UK9
- PRICE:ASK
YOKE (NEW)
YOKE、CUDDLE、共にカジュアルスタイルとなっております。
木型は引き続きカジュアル専用のTHC101を採用、ベースのヴァンプサイズとフロントのハンドステッチのレイクもSCALEと同じ仕様になっております。
気の向くままコインローファーが欲しいと思い、そうなると次はハーフサドル、フルサドルどちらにするか悩んだ挙句、いっそ両方作ってしまおうとなりました。その際何パターンか作れてしまう仕様の組み合わせを吟味し採用した結果、どちらのデザイン•仕様ともに甲乙つけられないバランスとなってしまい、引き続き私自身も悩んでしまっています。それは両デザイン共に完成度が高いからと自負しております。きっと皆様も同じ状況になるかとは思いますが、どちらを選んでも間違いないモノとなっております。強いて言えばハーフサドルはよりカジュアルに、フルサドルはよりスタイリッシュとなっております。
- Style:Norwegian casual raised lake, half saddled
- Colour:Black
- Leather:Box calf
- Specification: Hand lasted / Hand welted / Square waist / Hand stitched lake / Through socks
- Last:THC101
- Size:UK5 – UK9
- PRICE:ASK
S MOLTON ‘99
このモデルは自身のルーツから生み出したものであり、唯一クラシックからは離れたものになっています。99年渡英して間もない頃、とある通りで出会ったブーツ、そのブーツとの出会いにより靴がどのように作られているのか意識を持つきっかけとなりました。その通りがSouth Molton St.です。
同じく99年渡英して間もなく、VHSで観たBuffalo ‘66。初めての鑑賞では全くわからなかった英語が、半年後完璧に聞き取れるようになっていたという思い入れと、そして何より印象的だった主演のギャロが履いていた真っ赤なブーツ。
両者共にジップブーツであり、そして特徴的なセンターの切り返しまで重なっていたこともあり、このブーツを2018年時点の自身のフィルターを通して生み出したブーツとなっています。
ジップの落とし位置、シャフトの細さなど、足入れにはコツがいりますが、足を入れたらバキバキになることを想定しています。
- Style:Inside zip up ankle boots
- Colour:Black
- Leather:German box calf
- Specification:Hand lasted / Hand welted / Square waist / YKK Excella zip
- Last:TH103
- Size:UK5 – UK9
- PRICE:ASK
PATH
S MOLTON ‘99というスタートであり亜流なモデル達に続き、新モデルのリリースにあたり自身の経歴と美意識に向き合う、しっかりとクラシックに向き合う、まさに一番嘘のつけないスタイル、それがこのプレーンキャップトウのオクスフォードとなります。
こちらに関してはとにかく教科書(バイブル)どおり、英国ビスポーククラシックに忠実なパターンバランス、しかしながらキャップのステッチは2本。これはあえて既製靴を主張してのこととなっています。
- Style:Oxford caps
- Colour:Black or Dark brown
- Leather:German box calf or French calf
- Specification:Hand lated / Hand welted / Bevelled waist / Hand stitched stay point
- Last:TH103
- Size:UK5 – UK9
- PRICE:ASK
SCALE (BK/DB)
デザインとしては、カジュアルリリースにあたり単にタッセルローファー気分であっただけです。もちろんローファーはアメリカンですが、クラシックスタイルとして英国はもちろん、世界中で定着しているのはご存知かと思います。ちなみにこちらもご存知かもしれませんが、英国ビスポークではカジュアルと呼んでいます。
木型はカジュアル専用に開発したTHC101を採用。靴というものはどのように足に上物をアジャスト•固定するのかというものであり、この事により主に紐、ゴム、ベルト、各々でのアジャストを目的として靴のデザインは派生しています。カジュアルには固定のためにアジャストする機能がアッパー自体に備わっていないため、この木型はそれを攻略しつつ足にフィットさせ、かつ歩行時に脱げにくくさせるカジュアル独特の設計•仕様を、英国クラシックに忠実に取り入れております。
- Style: Norwegian casual raised lake、tassels & lace through quarters
- Colour:Black or Brown
- Leather:German box calf or French calf
- Specification:Hand lasted / Hand welted / Square waist / Hand stitched lake / Through sock
- Last:THC101
- Size:UK5 – UK9
- PRICE:ASK
TIDE (BK/DB)
PATH、S MOLTON というスタートであり亜流なモデル達に続き、新モデルのリリースにあたり自身の経歴と美意識に向き合う、しっかりとクラシックに向き合う、まさに一番嘘のつけないスタイル、それがこのプレーンキャップトウのオクスフォードとなります。
こちらに関してはとにかく教科書(バイブル)どおり、英国ビスポーククラシックに忠実なパターンバランス、しかしながらキャップのステッチは2本。これはあえて既製靴を主張してのこととなっています。
- Style:Oxford caps
- Colour:Black or Dark brown
- Leather:German box calf or French calf
- Specification: Hand lated / Hand welted / Bevelled waist / Hand stitched stay point
- Last:TH103
- Size:UK5 – UK9
- TIDE (BK/DB)
- PRICE:ASK
VESTIGE
通称アデレイドと呼ばれるスタイルです。
このデザインはWhole cut OX laid under facings broguedとかWhole cut brogue OX horse shoe facings と呼ばれており、まさにホールカットの一種のモデルとして、そしてその中のhorse shoe=蹄鉄ってところをシンプルに気に入っていたためリリースしました。
開発にあたり、個人的にアデレイドスタイルが一番似合うセミブローグを採用し、そして目指したのは、数多あるシューメーカーがアデレイドのリリースにあたり目指す超絶エロスなライン取りの真逆、芋臭いバランスで、と心掛けました。
- Style: Whole cut brogue oxford horse shoe facing
- Colour: Black
- Leather: German box calf
- Specification: Hand lasted / Hand welted / Bevelled waist / Hand stitched stay point
- Last: TH103
- Size: UK5 – UK9
- PRICE:ASK
オーダーに関してのご注意
- オーダー時に前受金30%を頂いております、納品時に残金の70%を頂戴いたします。
- 納期は約半年後となりますが遅れる場合もございます、遅れる場合は事前にご連絡差し上げます。
- 店頭でサイズチェックをして頂いた靴はサイズチェック用のサンプルです。製品とは仕上げ、底材、皮材質、ソール、その他仕様が異なります事をご了承ください。
- 納品後の中敷きの変更につきましては、別途手数料•送料をいただきますが、LEVERにてご対応をさせて頂きます。
- トウプレート•ゴム貼りなどのオプションはLEVERでは承っておりません。オールソール•トップピースの交換など修理につきましても同様です。状況に応じて専門の修理店のご相談、ご紹介を致します。
- お客様の為のオーダー品となりますので、基本的にキャンセルはお受けできません。
- 納品連絡後、10日以内を目処にお引き取りをお願い致します。やむなき理由がございましたら事前にご連絡いただけますと幸いです。
お問合せは下記までお願いいたします。皆様のお越しをお待ちしております。
06-4797-7780
support@cathedral.jp