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cale FOR CATHEDRAL 2020SS

衣服のデザイナーであると同時にコンテンポラリーアートのギャラリーオーナーでもあるデザイナーの佐藤氏が作るcale(カール)

彼のギャラリーでは主に若手作家の絵画、 写真、彫刻、映像、ファッションなどを、メディアやテクニックを問わず紹介しておられます。そして自らが表現者でもあります。

あらゆる分野に精通している彼が作る服は毎回楽しませてくれます。今回はカットソーアイテムをメインにピックしました。

アイテムは毎回共通した哲学に基づいて構成されおり、 コンセプトに一切のブレがありません。

1クリーンであること。

2コンテンポラリーであること。

3ハイクオリティーであること。

4ユーモラスであること。

が基本となっています。

今回のメインアイテムはカットソーという分野に執念を感じる作り込みから生まれた特殊なコットンスエット達です。

今回はカラー別注をさせていただきました。

誰もが見た事の無いスエットである事は間違いありませんし、ただのスウェットと呼ぶにはあまりにもったいない。

かなり特殊な生地を使用しており私も初めてみました。

ドライな中空糸コットンを使用したカラゲ仕立てのスウェットです。2枚のドライなコットンがお互いに糸レベルで結合されています。裏面の色が表に点で現れ絶妙なメランジを構成しています。

接着面が無く柔らかさを保っている表裏一体のコットンスエット生地です。通常はカシミアやウールの高級ジャケットやコートを柔らかく軽く仕上げる為のテーラーテクニックです。

それをスウェットに使うなんて、どうかしている。。 脇や袖部のツートンカラーはメランジ部分との類似色の関係性となり、一見離れた色が自然なグラデーションカラーとなります。ニアーカラーには立体感を際立出せる効果もあり効果的な配置に色が置かれています。

全ては感覚的な仕事なのかもしれませんが、あらゆる分野に精通しているギャラリーオーナーが作る服と考えれば納得です。

工場背景を持っている故にカットソーのカラゲ製品であってもトップクラスのコストパフォーマンスだと思います。

ビックシルエットは着ないけど、私達も着たいとおもわせる大人が着れる絶妙なゆとりを生み出しています。間違いなく手書きの柔らかな型紙です。

たかがスウェット、されどスウェット。

そろそろ一軍スウェットを買い替えたいと思っていた私には最高出会いとなりました。被りにするかジップにするか迷っております。

間違い無く10年は着たいと思わせるスウェットです。

  • MODEL
    • PULLOVER SWEAT
  • FABRIC
    • COTTON 100%
  • COLOR
    • BLACK×DARK GRAY
  • SIZE
    • S
    • M
    • L
  • PRICE
    • ¥20,000-(tax)
  • MODEL
    • PULLOVER HOODIE
  • FABRIC
    • COTTON 100%
  • COLOR
    • BLACK×DARK GRAY
  • SIZE
    • S
    • M
    • L
  • PRICE
    • ¥23,000-(tax)
  • MODEL
    • ZIP UP HOODIE
  • FABRIC
    • COTTON 100%
  • COLOR
    • BLACK×DARK GRAY
  • SIZE
    • S
    • M
    • L
  • PRICE
    • ¥26,000-(tax)