KAVAL First delivery
KAVALはデリバリーは早くはない。
デザイナー自身による手仕事、工程の複雑さ、世に出す覚悟。
完璧に納得行くまで作り込む、その姿勢は今季も変わりません。
4月初旬の1st deliveryとなったとて、私も含め多くのファンが何一つ疑うことなく、今日という日を待っていました。痺れる仕上がり、本日より店頭展開開始です。
1stの内容は、今すぐ着たくなるようなHicount のlinen100%、インクダイド(顔料染め)のプロダクトです。
80sのLevis先染めBlack denimだと思って、いつものコーディネートに取り入れて易い。
味のあるいい顔をしてる。
KAVALというGenre。こう着たらいいよ、なんていう気はない。
アルティザンを匂わすのうなアイテム、丁寧な暮らし系の上質な天然素材、こんな感じでkavalを着ることに少し飽きている…
普通に考えればそれが一番安牌で、普通に映える着方ではあります。
kavalのパワーピースはシルエットも作り込みも半端ではない。
時にフレンチワークの歴史を紐解き、想像もつかない形での再解釈を見せてくれたり、時に英国のテーラーを感じる作り込みを感じる着心地だったりする。こんなブランド他にある訳がない。
kavalというオンリーワンの世界観がある。
たまに来店されるワールドクラスの酔狂なお客様。kavalを知らない方が、引き寄せられるようにkavalを手にとられる、必ずと言っていいほど。
そんなお客様はkavalとしては見ていない。単にいい服として見ている。
やっばいヤツ見つけちまった。みたいな反応。
そういう方々の似合いっぷりをみていると、kavalの底が見えなくなってくる。
kavalという唯一無二のGenreに気づいた時、もう一つの顔が見え隠れする。
今回入荷したシリーズはLinen。昨今、素材価格が異常な上昇を見せているLinenだが、マニュファクチュールの強みを活かした、素晴らしいコストパフォーマンスだと言える。linenが得意なブランドはいくつかあるが、今回は味のあるグレーのLinen、何にでも化ける。
固定概念なく私を楽しませてくれるそうだ。
Hi count inkdiyd linen100%
比較的ライトオンス、薄手で軽量。だけどしっかりハイカウントな生地。(目が詰まっている)インクダイドによる染めの仕事が、Linen素材と抜群の相性をみせる。インクの乗り方、褪色の仕方、ヒゲの出方、ステッチの残り具合、着込むことによってさらに仕上がっいくだろう。初日から素晴らしい My Vintageとして取り入れることが出来るはずだ。






- Crdw neck long sleeve blouse
- High count 25 linen 100%
- Real ink black
- M.L (46.48)
- ¥52,000+tax


ストレートカット裾、少し長めのジャケット丈、スタンダードな美しいシルエットだ。スタンドカラーのように見えるが騙し絵のような物で、実際はクルーネックの襟なしシャツ。見頃にステッチワークで襟の絵を描いている感じ、非常に夏を感じさせるうまいデザインです。裾口のアシメトリーなステッチワークと、斬りっぱなしのデザイン、袖口のハンドワーク。デザイナーの遊び心と手仕事が随所に散りばめられている。KAVALらしさもあるが、同時にただ美しいシルエットを持つシャツでもある。インナーにはアケヨスの青のスキッパー、サローのポールかアランで少しワーク感を出しながらもあくまで大人っぽくいきたい。





- Caina blouson
- High count 25 linen 100%
- Real ink black
- S.M.L (44.46.48)
- ¥82,000+tax



定番のチャイナJACKET。昨年の年末、階段下までの行列…初めて整理券を配ったのも記憶にあたらし…そのモデルの春夏バージョンです。おそらく生地の厚みによるパターン修正のみを施し、再登場となった。ここで私の顧客様のスタイリング例を1つ紹介したい。フランスのトラッドよりなヴィンテージショップで、このチャイナJACKETと出会ったというストーリだそう。サローのアランのブラック、足元はリーバーのタッセルローファー、インナーにはバトナーのラミーのニットポロ。チャイナの3番ホールに細身のゴールドチェーン、その先には小ぶりなパテックの海中時計。全て黒で統一。kavalの美しさ浮かび上がるコーディネートだった。KAVAlはこんな人も魅了してしまう。





- Drawstring over pants
- High count 25 linen 100%
- Real ink black
- F (44.46.48)
- ¥58,000+tax


M47、M65、M51、そしてベイカーパンツ。様々な要素が絡み合いながらも、最終的な着地はシンプルだ。素材のパワーを殺さず、広い面積で存分に楽しんでくれっ、てメッセージを感じる迫力がある。タフな素材だしガンガン履いてあたりが出まくって、膝にタタキが入った頃、ピークパフォーマンスを迎えるだろうな。ミリタリーモチーフが得意なkavalらしさ全開のパンツです。シンプルにそして涼しげな素材でコーディネートがいい感じ、サンダルは勿論合うけど、少しひねって別珍のスリッパとかカンフーシューズなんてどう?爽やかなブルーのニットはバトナーのラミーシリーズで、品があり相性抜群でした。パワーアイテムほど品があるアイテムと合わせたくなる、自宅で仕事をしている音楽家的なイメージです。









- Drawstring numberring pants
- High count 25 linen 100%
- Real ink black
- F (44.46.48)
- ¥51,000+tax




kavalの新作のパンツが久々にきました。定番のリゾートパンツの進化版だと思うけ、すいません、リファレンスが想像もつかない。個人的な見解ですが、このパンツからは明確な意図を感じます。クライミング、ヨガ、ミリタリー、でもリファレンスがわからない。左お尻の横のナンバリングは4だけでなく色々あり、染め残された他のステッチよりも明らかに主張している。謎は深まるばかり…機能面では180°開脚するガゼット、穿いてみると不思議と落ち着くミドルボリュームのシルエット、昭和初期の飛脚の股引のようなドローコードの付け方。単純にパンツとして程よくリラックス感もあり、非常に動きやすく太すぎないシルエットが、夏には最適ではある。視覚的要素と穿きやすさだけで判断すると一番惹かれるパンツだ。ドア系のアイテム、陶芸家や刀鍛職人を連想させるアイテムでミックスコーディネートをやってみたくなった。デザイナーに答えを聞くのはもう少し見えてからにしよう。
あまり参考にならないコーディネートかもしれませんが、トレーニングも兼ねて脳内ではこのような妄想が繰り広げられています。
Kavalというジャンル。
シンプルな無地Tから、ロロピナーなまで。
靴はジョンロブから、雪駄まで。
伸び代は計り知れない。
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