CATHEDRAL × SOLNORD

Daily Basque いい服の条件。

Daily Basque
別注品のDaily Basqueは、名の通りデイリーに使える事を重要視しました。3シーズン着用する為の適度なウェイト（580g前後）を探り出し、気軽に着れるバスクシャツのKnit verとして仕上げています。

拘ったのは糸。
短毛（8〜12cm）で不均一な原毛を、可能な限り強く撚り合わせ、細くても質量がしっかりと感じられる糸をつくりました。この糸は、着用していくと素晴らしい経年変化が訪れます。身体に馴染み、波打つような凹凸があらわれます。非常に強靭で毛玉への耐性もあります。

縫製は極めてシンプル。
1970〜80年代のフランスバスクシャツをベースに開発しています。オリジナルはネック（てん部分）が広く肩がズレやすい、Daily Basqueはパターンを見直し、安定した着用感に仕上がっています。
裾の処理はオリジナルをベースにロック仕上げとし、あえてカットソーの様な縫製仕様にし、価格を調整しながら、使い勝手、着やすさを重視しました。

色展開。

今回は３色作りました。

黒紅色
ニュアンスのある黒。江戸時代頃に高貴な色とされており、非常に品のある黒で洋服（特にセーター）ではこの色味はなかなか無いだろう。黒に茜（赤紫）のニュアンスが入り、トラディショナルな黒、紺、ベージュとのマッチングも良い黒です。

生成色
自然に近い風合いを残したものを『生成り』と呼んでいます。生糸や未漂白の麻の糸を表すフランス語の『écru（エクリュ）の訳語。天然素材の持つ風合いや色味を、そのまま残しているので原料によって色味は変わってきます。（無線色）solnorで言うところのnatural。

茶鼠色
生成と黒を掛け合わせた色。白羊と黒羊の黄金比。素晴らしい階調を持つグレーに仕上がりました。イメージは江戸時代に大流行した茶鼠色という反物の色。黒と白の黄金比によるグレージュ、絶妙な色合いです。（無線色）solnorで言うところのgray。

この原毛でできる最も細い番手10番を2本引き揃えで仕上げています。その為通常なMiddlegaugeにはバないしっかりとしたウェイト。強撚の肌離れの良さと強靭さがありながらも、しなやかで、落ち感もあります。

家畜として北海道の生活に根差した羊（サフォークやコリデール、チェビオットなど）の原毛をいかに現代の生活に根差したプロダクトとして完成させられるか。地元のお土産的なレベルではなく、SOLNORDらしいモノづくり、誇れるモノが完成しました。

サイズ感について

お手入れについて

• 家庭での洗濯推奨。ドライクリーニングではなく、ご家庭で手洗いしてください。
• 35℃以下のぬるま湯で、中性洗剤使用、つけ置き洗い、汚れが浮いてきます。
• 乾燥時は平干し、陰干ししてください。
• シーズンOFFは防虫剤をお忘れなく。
• 長期間着用しても、汚れがつきにくく、匂いも出にくい特徴があります。
• 10/11 20:00からデザイナーの石谷氏とinsta LIVEを行います。
• 基本的に即売品となります。先着順でお渡し、及び発送とさせて頂きます。一部、10月末の発送、お渡しとなる場合がございます、予めご了承くださいませ。

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