HEUGN の白T

SELECTIONS 2024.05.12

HEUGNのルックはいつもそうだ…
悔しいけど、そのまんまのコーデで着たくなる。

最小の手数で、最大の効果を出している感じが、とても好みです。

靴の外しは勿論だけど、生地感や分量、とても参考になる。

ダックのオフ白のペインターペンキ付き、カツラギのホワイトデニム切っぱなし、太めのリマリンパンツ、KAVLのチノ、SARRAUのALAINベージュ、あたりで、この雰囲気は出せると思う。靴はジャックパーセルかSOLOSの白で決まりでしょうか。

１００点狙いに行くなら、heugnのパンツがいいでしょう。デザイナーの考察はとんでもなく深く、ちゃんと狙いがありますから、

でも、CATHEDRAL的には悔しいから、私がそのまんま着ることはありません。

一応セレクトショップなので…

お客様はもちろんOKですよ。

もう一つの道として、HEUGNのGeorgeや、Fendertなんかの少し太めのスラック使う方法。

ドレスなモヘア混を敢えてドレスすぎない革靴で。

雰囲気に合わせた小物が雰囲気を高めてくれる着こなしです。

イジングの進んだPJのベルト。エイジングがポイントです。濃茶がベスト。

アンティークのシンプルなジュエリー。つけすぎ厳禁です。

時計よりもIDをつけたい。

首に巻くというより、ポケットからのぞかせます。

差し色っす。

靴は一択でLEVER。焦茶、いや黒スエードもいいかも。重くないデザインの物が好ましいですね。

いやいや Manufacturers Holiday Shoes で少しカジュアル感を出すもいいかも…

エイジング系の靴なら、リネンの白リブソックスが相性が良いです。

季節が進行して、より足元を軽くしたい時は Solovierなんかもいいと思います。

ネクタイを巻かない代わりに、靴下に拘って色々考えるのはとても楽しいですよ。

靴のデザインと質感、パンツ相性を結びつけるのがソックスです、色目だけじゃなくて、素材、オンス、織り柄の有無も重要で、全体の印象も変えてくれます。

あと、ちょっと変な色の組み合わせツボだったりします。

サングラスはGELNOT LINDNERのクリップもいいし、ヴィンテージのタートでもありですね。

知的印象の物がいいと思う。

時計はあえてはいらない。もし、するなら、いい物がしたいです。古いクンロクかな（これは持ってない。欲しい…)

新旧おりまぜた、cathedralの一軍コーデだけど、この白Tなら負けません。

小山さん会心の白Tです。

明日の着ていくもの考えている時間は本当に楽しい物です。ご要望次第ですが、普段は店頭でしているお話はこんな感じです、頭の中を文章にするのは恥ずかしいですが、参考なれば幸いです。

ちなみに、タックルシステムを考えるのと同じ思考回路です。理想を追求するのは癖なので、、

シンプル極りないデザインは、生地や細部に拘りが詰め込まれています。

（本日のLIVEでもご紹介致します）

国内の強撚のコットンは、しっかりとした厚みがあるから透けないし、タッチは非常にサラッとしている。

シルエットは程よくリラックスしていて、丸胴だからサイドビューも美しく、着心地もよい。素晴らしい清潔感のある白Tだね。

丸洞でサイドビューもいいし、脇腹も刺されない。長めの袖は一折するのも一興です。

所謂、高級綿（スビン、ピマ、ギザ）の光沢感のある仕事とは違い、昔のパックTみたいなテイストが残る、要は生地に表情があるという事。

着心地や厚み、着た際の雰囲気はパックTとは全然違いますよ。

時にその表情は、コーディネートの雰囲気を、よりドラマティックにしてくれるんです。ブランド綿の高級感は、記事を買って作れば誰でもできるんだよね。

白Tはどこまでも可能性を秘めたアイテム、奥が深くて面白い！

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