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「服飾私観」Chapter.OZONO DENIM

まだ実物が拝めてへん…

最近いろいろ忙しくて、いつ今回のイベントに行けるか分からん状況なので、現時点のMY「OZONO DENIM」の経過報告及び生経験談を。

「OZONO DENIM」の詳細は、店頭スタッフさんやお店の本チャン記事にお任せするとして、今回は一客の感想としまして、、、。


※あくまでも個人の感想です!

Chapter.1


持ってるのは「Zelkova」と「Cypress」を一本ずつ。Newバージョンはまだ未経験。早よぅ試着してみたい。

「Zelkova」


「Zelkova」は、だいぶ前に1サイズ下をギュイギュイに伸ばして穿き込み。生地はカセドラルのリミテッドの徳島墨染めデニム。現時点エエ雰囲気が出とって大満足。腰帯が割と最初から柔らかめなので、1サイズ下でも馴染みは早かった。

「Cypress」


「Cypress」の方は、数年前に2サイズ上を購入。ワンウォッシュのまま長くコーディネートに使ってたかったので色落ちはあまりさせンつもりやったけど、最近落としたくなったので動きまくる体力仕事の職場で穿き込み開始。Zelkovaでその作りの良さは体験済みなので、純粋に色落ちを楽しみ中。


「OZONO」さんは縫製と作りが凄まじいので、両方とも未だに酷使された部位に糸の飛びや弛み・弾けが全くない。糸が埋まっとる!生地の色落ちの割に作りのダメージは一切無し!数社のレプリカジーンズを破けるまで潰した経験はあるけど、こんなジーパン今まで穿いたことない!

何より穿き込んで一番ビックリなのは、やはり股上の身体へのハマり方。〝ジーンズあるある〟の穿いてる時のよじれや引っ張られる感がほとんどない!

パコッとハマる。

作り的な理由は前回のインスタライブで谷さんがご説明の通り、お股の中心の有り方。その点だけ見ても、ホンマにジーパンでここまでの真摯なモンは見ない。服の、ひいてはパンツとしての作りの良さが感じられる至極の一品。それは2サイズアップでも他のオーバーサイズで穿いたジーンズとは一線を画す所。オモロい!
マジックウォッシュのイベントとしても魅力的やけど、単純に〝凄いジーパン〟を手にしてみるッてのも一興かと。


Chapter.2

今年の初め頃から職場が変わり、動きまくる体力仕事になる。


服装は「派手でなければ何でもいい」って部署。


かと言ってジャージって訳にはいかんので、どないしよ、、って思ってたら、これが良くできたもので、気付けば結局は労働着の真打ち

〝ジーンズ〟

を穿いてる。


チノや軍パン、コーデュロイなんかも穿いてみたけど、仕事と普段着を両立させることを考えると、やっぱり〝ジーンズ〟に落ち着く。まあまあのキズや汚れでも雰囲気になる。


今更ながら、丈夫さを実感。デニム生地やねんから当たり前っちゃあ当たり前。ハードな場面でもダメージが気にならない。むしろそこが経年変化の醍醐味。色落ちが楽しみになってる自分が居たり、、


ジーンズは何本かあるので、ほぼ全部をその職場で穿いてみた。でも、ヴィンテージ類は穿いてない。色落ちの感じで選んでるから生地がヘタってる。多分すぐに破れるしボロボロになる。自分の代でダメにしちゃうのは気が引ける。
中でも、一番その穿き心地に驚いたのが、「OZONO DENIM」。


特に股上の「パコッと感」が良い。腰周りがめちゃくちゃしっくりくる。普通のジーンズは、一日中穿くと作りや生地の特徴上、下半身にちょっとした引き攣りのよじれを感じるはず。でも、それが全く無い。あの引きつった股間や腿の感覚がビックリするくらい無い。


そして、裾やフロント周りやポケット周り等々。長く穿いてると普通は糸が浮いてゆるンだりほつれたり。縫製がヘコタレないのがスゴい。


でも、ワンウォッシュからの穿き込み。お気に入りの雰囲気になったら職場で穿くの止めて実戦(普段着)投入しようッと。


今回ブラッシュアップされた型もあるし、前から気になってた〝マジックウォッシュ〟も気になる!もう一本買って職場で慣らそうかな!「OZONO」さんは、ヴィンテージ類と違って、色落ち加工も生地の肉(厚さ)がヘタってないから仕事でガンガンいける!マジックウォッシュを慣らしてから実戦(普段着)投入、、なんてのもエエのぉ。

Chapter.3

実物、見て、触って、着てきたよ!


ジージャン、気になる。


オジサンの味方、1st型。

1st型(2nd型もだけど)って、そのディテールの少ないボックスシルエットが若い子らには出ない大人の空気感を演出してくれる。シャツタイで合わせても70505などよりもグッとアダルティぃに!(着こなし次第ではあるが、、)


でも1st型のジージャンって着丈が短すぎるという難点があり、適正サイズで着たら〝正方形〟。悪い意味で鈍臭い。それがワタクシには合わなかった。


しかし、今回の新型の『シダー』は、そこを解消。着丈と全体のシルエットとのバランスがイイ。アームホールもコンパクトで腕も細め。

「デニムブラウス」

の名の如くインナー的な着方ができる。
ちょっとした事だけど、それが汎用性を生む。


そして何よりも生地。軽い。軽いデニムだからシャツ感覚で着れる。かと言って見た目もシャツっぽいのかというと、そんな事はない。重量感すら感じる外観。

着た時とのギャップがタマらん!最近は春も短いし普通のジージャン類はアウターとして着る機会が減ったけど、シャツ感覚だと着れるレンジが伸びる。
それに10ozだから普通のゴワついたジージャンよりも着込んだ時のその柔らかさも違うはず。普通のジージャンなら冬にインナーとして着ると固くて絶ッ対に着心地が悪いが、それも解消されるはず。軽いとそれだけでも動きやすさに違いがあるはず。未体験ozのジージャンだから〝はず〟だらけ、、。

〝はず〟が実体験に変わる時、ビビビって鳥肌が走る〝はず〟。

育ててみたい。


更に「マジックウォッシュ」。あの色落ちの雰囲気なのに生地の厚みは変わらない。色落ち部分は細かなブリーチ作業。生地を削った加工ではないから直ぐに破れたりしない。時間をかけた丁寧な手仕事の証拠。この技術があるからこそ、あの軽さであの雰囲気の色落ちジージャンが作り出せる。「マジックウォッシュ」、恐るべし!
ジージャン、職場で慣らしてからオモッキリ実践(普段着)投入させたい!


いや、する。だって、もう注文してもぅたしッ、、♪
ってか、上下でイッてもぅたし、、。


普通の色落ちジージャンジーパンの上下は、どれをどうしてもカントリーライクになってまうワタクシでしたが、上下で試着した時、感動するほどバランスが良かった。手前味噌ながら、めっちゃエエ感じやった。ヤラれてしもぅた、、。
慣らしたマジックウォッシュを上下で着てるオッサンってエエ感じ!


内海さんの画像見ました?上下のん。アレアレ!

歳重ねたエエ感じのオッサンしかできんデニムセットアップの楽しさ。


俗世の作為的なファッションを超えた所におるオッサン。軸足がブレてなくてカッチョ良い!
アレ、やりたい。
ってか、する!

Chapter.4

時勢に影響しなくて世間のオシャレにも忖度しなくていい

〝自分ペースの洒脱〟

そんなしんどくない〝大人の5ポケジーンズ〟って意外とない。


それって、テーパードのスリムジーンズが最も妥当?答えがそこに行き着く。裾幅18〜19㎝。

私もその一人。

特に、大人の服装の代表「革靴」には相性がいい。
でも、それだと時勢寄りで納得度合いが少し薄く感じません?


もっと定番的でオーソドックスなジーンズが必要では?

奇をてらわないでいて、かつ、着こなしを楽しめるような、そんなジーンズ。

そこには〝自分ペースの洒脱〟を感じる。
それってヴィンテージ501?ファクトリーブランドの物?デザイナーズブランドの物?どれも正解であり、どれも俗世的にカッチョ良過ぎてちょっとしんどくもある…。そもそも日本人に合うようにはできてない。


それともいっそのこと5ポケジーンズも誂える?でも、穿き込んだ誂えジーンズの色落ちや味出しで最初の濃い色にコーディネートで勝てた物は今の所見た事ない。


シャツタイにジャケットで合わせるような〝大人の5ポケジーンズ〟。


純日本人向けに計算された〝大人の5ポケジーンズ〟。


穿いて、その作りの良さが実感できる〝大人の5ポケジーンズ〟。


それでいて、いつもの感じで穿ける〝大人の5ポケジーンズ〟。

一客としての実体験で言えるのは、「OZONO DENIM」のジーンズは、まさにその

「〝大人の5ポケジーンズ〟である」という事。


そして今回は、レギュラーモデルからタイトにブラッシュアップされたNewモデルが2型。

ひらたく言うと、ウエストのinchに対してウエストより下は-1inchされた物。

穿いた感覚で言うと、腿から下が全体的にレギュラーモデルより少しタイトになってます。

言葉で言うと、たったそれだけの事なんですが、これが思ってるよりも面白い!レギュラーモデルにプラスして、更にドレスシューズとの相性が上がってる。テーパードスリムのジーンズよりも時勢寄りじゃないから、革靴に合わせた時の納得度合いが異常に高い(あくまでも個人の意見ですが)。これこそ、望んでいた〝自分ペースの洒脱〟。
「OZONO DENIM」は数本持ってる。にも関わらず、やっぱり一本購入してしまった。

でも、今回は「マジックウォッシュ」イベント。

せっかくなので、「マジックウォッシュ」の方にしました。OZONOさんのユーズド加工の物(マジックウォッシュ)は所有してないので新鮮。


「マジックウォッシュ」って、削ったり擦ったりして色落ちを加工してるんじゃなく、丁寧に少しずつブリーチしてるので、生地自体が薄くなったりはしてません。

私感ではブリーチで絵を描く感じに見える。

なので、あの色落ち具合なのに生地寿命はワンウォッシュと大差が無し!末長く色落ち状態を楽しめるのが最大の特徴です。色落ち状態に育てるのではなく、色落ち状態〝から〟育てるイメージ。知る限り、そんなの他に無い!
オーダーなので出来上がりまでメッチャ待ち遠しい!

一客の感想でした。

黒衣