2020AW MexiPa #2

SELECTIONS 2020.10.13

“バハ・カリフォルニア”から来た

カウンターカルチャー

MexiPa名前の通り、メキシカンパーカー専業のブランドで前回のブログにてご紹介したのは敢えてパンツのみでした。
今シーズンから始まったこのブランドはある意味実験的。
贅沢な素材を使い、メキシカンパーカーの形に乗せる。至極真っ当なシンプルなモノづくり。だからこそ世の中にない。

そんな思いがありセレクトしたMexiPaのメキシカンパーカーコレクションです。

70年代のヒッピームーブメントを筆頭に、スケーターやサーファーにも愛されるメキシカンパーカー。
メインストリームを外れた当時の若者や退役軍人などにより不屈の精神を象徴する存在になっています。

その発祥は意外と古く1930年代にさかのぼり、波を求めて南下したサーファーたちがメキシコの“バハ・カリフォルニア”にたどり着き、そこで見たセラーピブランケットと呼ばれる伝統生地を使った服にひと目惚れしました。

その服を海上がりに気楽に着られる服としてカリフォルニアに持ち帰り、それが60年代後半から70年代にかけて盛り上がったヒッピー文化に浸透したようです。その後も『ステューシー』などが手掛けたことでストリートシーンでも存在感を放ってきた。

ストリートファッション人気再燃の流れの中で表舞台に再浮上し、ハイブランドも作り始めたことが追い風になって、ヒッピー色を中和した本気過ぎないデザインのモノも増えてきました。

DOUBLE FACE

ローテクの元ネタを、カシミヤの様な手触りの高級ウール生地をを使い、リラックスした着心地を提供します。

ローテクの元ネタを、ダブルフェイスの高級ウール生地を使い、リラックスした着心地を提供します。
ダブルフェイスならではのしっかりした保温力も魅力の一つです。

ローテクの元ネタを、高密度のナイロンとポリエステルの生地に更に中綿を配置し、防寒性もしっかりとあるプロダクトです。
定番のMA-1のカラーで袖を折り返しても良いアクセントになります。