COHERENCE 2020SS
子供の頃に映画で観た格好良い大人達は、仕立ての良いコートを着ていた。
自分達も仕立てを扱うから、このレベルの既製服を作ることがどれだけ困難なことなのか、よく解ってる。
COHÉRENCE(コヒーレンス)は自らの才能によってあらゆる境界を越えていった、伝説的な芸術家・思想家達のポートレートをインスピレーションの源に、独自開発による日本の編物素材と緻密な縫製技術によって、現在における本物のアウターを提案するブランドです。
アウターのみに絞り込むからこそ追及できるその世界観、モデルを絞り込むからこそ作り込めるその美しさ…ドレススタイルは勿論ですが、カジュアルでも上品に少し個性的なスタイルに仕上げてくれる。
先ずは着てみて、格好良い大人になれるから。
GIANNI
G4ドライビングジャケット
モチーフ
ミケランジェロ・アントニオーニ
映画監督、脚本家、編集者、短編作家(1912-2007)
1960年の撮影現場のスナップにおいて、彼が着用しているショートジャケットをインスピレーションにしています。
印象的なウォッチポケットや比翼前に加えて、ミリタリーコートに見られる、背のケープと袖が一体となった“ヨークスリーブ”を採用しています。
モデルネーム”GIANNI”はそのスナップの際に撮影していた作品の主人公の役名から。
GIANNIはコート専業ブランドであるCOHÉRENCEにおいて唯一のブルゾンモデル。パッと見た瞬間の印象ではG9のイメージに近いと感じますが、ドライビングコートとも呼ばれるG4。デザインはG9と似ていますが、こちらはリブが無いのでスポーティーさが控えめ。加えて、着丈も少し長めの設定となっています。
G4は、ドリズラージャケットと呼ばれ、雨模様の天気の時に着用するジャケットを表します。
脇から背中にかけて水平に切り替えが入り、袖を左右繋げた袖のヨークスリーブ。センターに配置された少し大きめなウォッチポケット。
前立てを比翼仕立てにし、ボタンでもファスナーでもとめられるので様々な着方を楽しめる1着です。
- Mod:
- GIANNI
- Mat:
- Wool / Linen / Mohair
- Col:
- Brown Gray, D.Blue
- Size:
- S, M, L
- Price:
- ¥110,000 (+Tax)
AL 2
トレンチコート
モチーフ
アルベール・カミュ
哲学者、作家、ジャーナリスト (1913-1960)
1950年代に着用していたエポーレットの無いトレンチコートをベースにしています。WWI/WWⅡ期のミリタリークローズとしての仕様を参照し、足裁きを妨げないハイウェストなベルト位置、工夫が凝らされたアームホールの裁断によって、広い稼動域を確保した一枚パネルのラグランスリーブ等を融合しています。
雰囲気として,60年代の白黒映画の名優ハンフリー・ボガートやアランドロンなどが着用していたクラシックなトレンチコートのような雰囲気を持つコヒーレンスのモデルAL。
ただ、着てみるとなぜかクラシックではなくモダンに感じるのは私だけでしょうか?
一見クラシックでシンプルなトレンチコートですが、袖・見頃・ウエストベルトによって生まれるギャザーのシワ感・細部のディテールが全て調和が取れている絶妙なバランス。生地にはCOHÉRENCEオリジナルのコットンギャバジンを採用し、季節を選ばず活用できます。冬に活躍するウールメルトンの付け襟が付属します。
間違いなく、COHÉRENCEの看板アイテムです。
- Mod:
- AL 2
- Mat:
- Cotton
- Col:
- D.Blue
- Size:
- S, M, L
- Price:
- ¥183,000 (+Tax)