OPUS JAPAN
OPJ-041 Loosely twisted-Tsh
とろける様な甘い着心地。

今回追求したのは着心地とぬけ感。
WOOLのそれよりも繊細な表情。
シルクのようなゴージャス感はなく、フェードした古着でも合わせやすい。
ベイビーカシミアに勝るとも劣らない着心地を持っています。
軽さから来る軽快感。柔らかさから来る幸福感。ストレッチから来る開放感。4素材の混紡からくる安心感。着た瞬間に感じる経験したことの無い感覚が襲う。
着たら最後。
一度着たら忘れられない着心地と、服としての雰囲気、日常で使いやすく合わせやすい生地感を追求した。
その秘密は当然素材にある。
素材について
ベースは人工再生繊維。ナノセルロースという人工的に作られた再生繊維がベースとなっている。セルロースとは植物細胞の主成分で食物繊維の一種、セルロースはブドウ糖という糖分がつながったもの、木や紙もセルロースからできているが、今回使用したナノセルはそもそも単体でシルクに類似している。
比率はナノセルロース86%、カシミヤ4%、シルク5%、マイクロラバー5%。4素材をブレンドして作られた超細番手のジャージー素材となる。
奇跡のブレンドが可能としたのは、全ての方向にストレッチが効き、浮遊感を感じる軽さ、シルクの調温性能、カシミアの保温性能、その糸を殆ど依らずに甘〜く編み立てているので、とろける様な着心地を持っているところ。
カシミアで同じ番手のジャージを作るのは強度的にかなり無理がある、もしできたとしてもアラシャンカシミアのベイビーでスーパー180sクラスの糸が必要となるだろう。
ということは、10万に迫るTシャツ…

ある程度の強度を担保し、マシンウォシュ可能で、ベイビーカシミアに勝るとも劣らない着心地のロンT が完成した。
リスク回避で手洗い表記となっているが、中性洗剤、ネット使用、ドライコースで問題ない。多少のピリング(毛羽立ち)はあるが、古着ラバーの人ならば全然問題は無いかと思う。
140sのWOOL-Tshを過去に作った事があるが、肌あたりは明らかにこちらの方が良いものとなった。カシミアとも、シルクとも違う特有の優しさ、快適さがあり、見た目の抜け感は他の物では代用できない。(保温性や速乾性はWOOLに分があるけどね)
デザインについて
型紙は前回、040で完成となったラグランスリーブを微調整のみ施し採用した。
肩周りの自由度と広めのアームホール、一気に肘下で収束するハイテーパー袖、手首はコンパクトな直径となっているため、袖まくりした際に二の腕でピタッと止まる。
当然、サイズ感も040同様と考えてOKです。
ゆとりのある形だが、首、手首など閉まるところは締まっているシルエットです。
基本1枚で着た際のシルエットにはいつもこだわりを持って作っているのだが、今回の素材はOPUSのリラックスフィットにすこぶる相性が良い。
だらしなくは無い。美しいぬけ感。とでもいうか…
揺れるドレープ、シアー感のある生地が醸し出すリラックス感、古着やフェード感のある服との相性は勿論良いんだけど、クリスを抜いたスラックスでオールドスクールなスニーカー、みたいなスタイリングの時にも是非使って欲しい。
こなれた感じ、いい抜け感を演出してくれる。
カラー展開について


海老茶 バーガンディ
赤みの茶色もしくは紫みの暗い赤色のことで「蝦茶」とも言う。明治中期から後期にかけて女学生の袴の色として好んで用いられました色。凛とした佇まいと力強さが同居する。


利休敷 ダークグリーン
織田信長に登用され、本能寺の変の後には豊臣秀吉に仕えた千利休。なにも削るものがないところまで無駄を省き、緊張感を作りだすという「侘び茶(草庵の茶)」の完成者として知られています。「侘び」の美意識を重んじ、禅の精神を求めた。深い深い日本の緑です。


濡羽 ブラック
水に濡れて黒さが際立ったカラスの羽のよう。 水に濡れることで乱反射がなくなり、元の色が一層強調されたように見える「濡れ色」の一種です。 日本女性の美しい黒髪を表すときにも使われる神秘的な色。黒よりも黒い日本の黒。


黄丹 オレンジ
染色名が現れるのは大宝律令(七◯一年)の服制からで、皇太子の色として『禁色 きんじき』とされた色。こ曙の太陽の色を表しており、やがて天位につく皇太子の地位を意味する絶対禁色。優しく包み込まれる日の光、意外と合わせやすいオレンジです。


乱調間道 ボーダー
室町時代以降、中国から渡来した色。茶人の間で名物裂として茶器の袋などに使用された縞文様。チャコールグレーとブラックの縞模様、シャレているのではなくオツな色。OPJでは初のマイクロピッチの揺れるボーダー、α7Rのピントもバグる。
OPJ-041 Loosely twisted-Tsh
- col / 海老茶 利休敷 濡羽 黄丹 乱調間道
- size / SM ML
- fab / ナノセルロース86%、カシミヤ4%、シルク5%、ポリウレタン5%
- 価格 / ¥16.500(税込)
- SM 着丈72 身幅59 裾幅61 裄丈83 袖口12
- ML 着丈74 身幅61 裾幅63 裄丈85 袖口12.5
SMとMLという2サイズ展開です。
狙いは大小、男女、と言う区別以外にMの人は両方着れると言う意味を持たせました。体型によりますが〜172cm〜前後の人はコーディネートや気分で使い分ける事ができます。
サイズ選びは過去に販売したOPJ-040と同じと考えて大丈夫です。実際の寸法は1.5cmほど長くなっておりますが、着用し、洗濯を重ねると同じくらいのサイズとなります。
160cm〜172cmの方がSM。
173cm〜180cm方がML。
あくまでも長さの基準とお考えください。どちらかと言うとゆったり着る事を前提にデザインとなっております。
- 23日(日)20:00からのLIVEでも詳細をお伝えしますが、販売日までに着画、コーデのイメージ、リアルカラーをお伝えする写真をどんどんUPいたします。
- online upは2/24 12:00ジャストに販売開始となります。
- お問い合わせは下記よりお願い致します。
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