OPUS JAPAN
OPJ-039 THE Classic trousers
今回のコンセプトはKeep Performance.
天然繊維でガンガン穿いて、洗っても経年変化しない。
色落ち、型崩れ、縮み無し、濡羽は濡羽のままでいておくれ…
OPJ-028のスラックスをベースに、カスタムを施しました。シルエットも微妙に違います、同じのはサイズ感だけとなります。
服を愛で育てる事は好きだし、購入時よりも数年後にピークが来る服が好きなのはずっと変わらない。既に完成している物もあれば、現在進行形で育てている物もいくつかある。
今が一番いい状態の完全体、自分の分身のような服もいくつか育ててきた。ヴィンテージでその時間とロマンを買うのも悪くない。
でもね。
ボロとなるか、味となるか。
活かすも殺すも結局は合わせ方次第。
良いものは良く見せる。ヴィンテージだろうが、新着だろうがそれが基本です。
この冬は少し綺麗目の服を着たいと思っていて、まさに今がピークの1軍の服をスマートに大人っぽく、少しモード感を漂うアイテムと合わせて着たいと企んでいる。
久しぶりにエレガントな物を作ろう!
極上の素材でシルエットが美しく、吸い込まれれる様な色のヤツ、肌当たりが素晴らしいとくれば、そのほとんどが繊細な素材となる…
当たり前だけど、そういった素材は最低限のケアが必要となる。
要クリーニング、洋服ブラシ、毛玉のケア、色移り、伸びや縮みやピリング等々、色々と手間もお金もかかるんよ。
どの様な服であってもピークパフォーマンスが存在し、エイジングとはエンディングに向かっているという事。寿命を延ばすのではなく、ピークを伸ばすためにはケアが必要で、そもそもそう行為を楽しんでやるんだよね。
大事には着るけど、手間をそこまでかけれない。
時としてエイジングは、その風合いが邪魔になる事もある。
今回のコンセプトは、天然繊維であっても経年変化しない事、美しいシルエットで、気兼ねなく履ける、吸い込まれるような黒のトラウザーズ作ろうと思った。
そんな生地に一つだけ心当たりがある…
3年前くらいかな、OPJ-004 BAKER PANTSを作った時に使ったTOKIGAWA GABARDINE..まだあるだろうか。
ここの高密度ギャバジンの堅牢さとクオリティーはハンパない。
前回使ったTokigawa Gabaの高密度バージョンで、結晶化する特殊な染料を使用した生地だ。
かなりの無茶振りでしたが、理想的をな生地と出会う事ができました。
https://cathedral.jp/selections/19273/
このベイカーはopj004です。3年前かな当時はヴィンージ、特にミリタリーとワークにハマっいて、気兼ねなく穿けて夏でも快適なヴィンテージパンツが欲しくて作ったベイカーパンツ。確かセラコートのコブラバックルを添えてリリースした。
この時の生地もTOKIGAWAです。
元々が強い生地だから、相当にいじめ抜いて色を削っていきました。陰影の出し方に徹底的にこだわった。元が強い生地故に少々ではへこたれない強さがあったから、削った後、さらに同色の染めを製品染めで入れました。
染料は硫化染料、カーキに対してさらに濃いカーキでオーバーダイ。いい感じの陰影を出す事に成功した。色が落ちても下から下地のカーキが出てくる感じがとても気に入っていた。
新品でこのパッカリングとフェード感です!
OPJ004の生地は完全な夏用でしたが、今季の生地はオールシーズン用となります。さらに高密度な仕様で、GIZAの滑り感と光沢もある。肌あたりは似ていますが、さらなる張り感と、高密度故の抜群の気密性を誇ります。
縫製仕様、マシン自体も異なるためパッカリングは皆無。
完全なフラットを狙っています。
今回はほぼリジットでの使用です。(サンホのみ)
OPJ-039はオールシーズン対応のスラックスです。
いつ穿いても、同じ形、同じ色、同じ風合いのままでいてくれる。
1本は持っておきたい定番のトラウザーズ、当店のテーラーオーダーラインでも使うことの多い黄金比率のシルエット。
80sぽいリラックスしたシルエット、ソリッドなモード感、サラサラの肌あたりを持っています。
形状記憶と耐久性。
120年もの歴史をもつファクトリーTOIGAWAの100双糸の2本撚り、世界にも稀なGIZAの超高密度コットンギャバジンのCore有りの糸を使用しています。肌に当たる部分はGIZA cottonでコアにpolyesterの芯があります、強靭さ堅牢性はここから来ています。
発色性と堅牢度
光沢感に富むGIZAコットンを厳選して使用し、2本取りの双糸使いでり発色性・耐久性も格段に高めた生地です。深みのある発色性は日光や洗濯に対する耐性が強く、スレン染料を使用した先染めによる効果です。スレン染料は一般的なものより10倍以上くらいする高価な染料、色の分子を繊維の中で結晶化させる染色方法で、日光・汗・洗濯等での堅牢度が高く、長く美しい色合いを維持することが出来ます。
耐久性と防風性
織りは凄まじい高密度。しなやかでスムーズな風合いを残しつつ、適度なハリコシもあります。薄く軽くソリッドな仕上げだが、イメージはコットンのシェルだと思ってもらって良い。多少の雨風ならしのげる詰まり具合です。
真冬はワークマンのウールタイツを穿いてください。気密性は高いので。
肌あたりはあくまでGIZAだから悪い訳がありません。
そしてもちろんイージーケア、洗濯機で回せてノープレスではけます。
わかり易く特徴を書くと…
ライトオンス & 高密度 & ギザコットンシェル & トラウザーズとなります。
ヤバイでしょ。
- OPJ-039 THE Classic trouser
- size sm.ml (78Cm〜84cm . 86cm〜92cm)
- アジャスターボタン仕様
- fab cotton70% polyester30%
- col 濡羽(ブラック) 白煉(チノベージュ)百式観音(カーキソラーロ)
- ¥36.300 intax
近日中にデザインと着画をUPいたします。
18日には店頭でサンプルを試着可能にします。皆様よろしくお願いします。
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