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【OPUS JAPAN】 

OPJ-026 

CYOMA-Tsh 苧麻(チョマ)

日本の衣料用資材としての麻には大麻【たいま】苧麻【ちょま】亜麻【あま】があります。

なかでも苧麻の一種「からむし」は、その細く長い繊維が強靭で光沢に富む理由から、最高級な麻織物である上布の材料として古くから使われてきました。

日本には文化財保存技術というものがあり、先人の築き上げた大切な遺産を、後世に伝えていく制度があるんですが、今回使用した苧麻(CYOMA)は、失われつつある日本の伝統的な素材で、文化財保存技術に指定されています。

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みなさんが良く知る麻と苧麻は植物学的に違い、当然のこと姿・形から変わってきます。

故に特性も違います。

(素材)

ヘンプや麻の黄金色に比べ、苧麻の色はシルクの様な白色で、天然の光沢に富み、繊維長が細く、適度な伸度がある。また、吸水率、発散率が非常に高い、ヘンプと麻のいいところを、両方持っている素材と言えます。

化繊の進化、紡績技術進化により、安価で様々な特徴を繊維に持すことが可能となり、繊細で飼育が難しく、手間が掛かる高価な苧麻は使われる機会が少なくなくなってきました。

麻と違うその着心地はさらなるドライタッチ。

一言で言うと非常にサラッとしています。

天然繊維の中で通気性、吸水性、速乾性が最も高い素材で、空気を含んでいる量が多いので、インナーでの使用時はドライ且つ、適度に調温します。高級なベットシーツはリネンやラミーで作られる事からも解りますが、着方により一年を通じで快適に着用できます。

綿強捻糸よりも、ドライな特有のシャリっ感があり、肌に気持良く、化繊並みに吸水し、瞬時に乾きます。表面の光沢は非常に上品で、献上品の上布を感じさせます。

一枚で着用した時の高級感は他の素材には無いもので、残暑の頃は勿論ですが、その特徴を活かして、ヘビーなカシミヤやレザーやダウンのインナーに着てみてください。苧麻の艶感とドレープ感、スーパードライタッチな着用感を用いて上品なヘンリーネックを作りました。

苧麻は暑い時期だけでなありません。季節の変わり目には最適な素材です。

試してほしいのは、風を通さない服や、めちゃめちゃ暖かい服のインナーでの着用です。

ゴアテックス、ナイロン、レザー、フリース、ローゲージニット等々です。

天然のこの見た目で、この吸水性と速乾性はなかなか替えがないと思います。

(ディテイル)

最もカジュアルなディテイル、ヘンリーネック。ミリタリーテイストや完全なインナーのイメージがあると思います。

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4つボタンのヘンリネックは、インナーに着た際の空き具合、見せ具合の調整がしやすく、

テーパーが強い袖はインナーに治まりもいい。

裾口のドローコードで着丈の調整も出来る。

使用しているボタン厚みは0.5mmをきる超薄型となっており、柔軟なラバー性の物を採用しました。寝ている時やアウターに押さえつけられた際もストレスを感じにくくなっています。(元はラグビーシャツで使用されていた物)

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OPJ-015 DELTAの型紙をベースに袖から下を細く絞り、インナーに着用しやすくし、

ヘンリーは4ボタンに変更、さらに空き具合を調整しやすくしています。

裾口の紐の部分、サイドのスリット、ヘンリー部分はコットンを使用し、長く愛用していただけるように強化しています。

裾の紐で着丈の調整も容易となっています。

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(色展開)

利休茶(リキュウチャ)

茶葉のような灰みの黄色。茶人千利休が好みそうな色としてつけられたのが由来です。江戸以降の着物の流行色、実際には千利休の死後に登場した色名です。

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軍勝(グンカツ)

古くは鎌倉時代、武人に愛された色。明治時代に入っても軍服などに採用され、士気を高めたと言われる色名。

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(販売日 )

10/1 12:00〜 (オンライン及び店頭)

OPJ-026 CYOMA-T

FAB / cyoma100%   別布 linen50% cotton50% 付属ボタン rubber

COL / 利休茶(リキュウチャ)軍勝(グンカツ)

SIZE / SM . ML

¥20,900

*ドライ洗剤使用、ドライコース、ネット使用、手洗いモード推奨。

*乾燥機は×、日陰干し推奨。

*163cm~172cm SM.173cm~180cm ML あくまでも長さの基準としてお考え下さい。

お問い合わせはDMもしくは下記までお問い合わせ下さい。

06-4797-7780

support@cathedral.jp