OPUS JAPAN
OPJ-036 LAI DOWN JK By EPIC
36作目となるアイテムは100洗撥水のUL (ウルトラライト)シェルです。
夏にも着れる超撥水がいる。
用途は琵琶湖でのウエーディングだ。
耐久撥水と透湿性の完璧なバランスを持ち、しなやかで、羽のように軽く、引き裂き強度がある。
そんな生地が必要だった。
GORE-TEX、PERTEX、schoeller、等々、、各社凌ぎを削るなか毛色の違うEPICという存在、
超撥水素材「EPIC(エピック)」は、繊維の1本1本を防水ポリマーで包みこむという独自の製法で、
半永久的な速乾性と撥水性を両立している。
100回洗濯しても劣化しないという圧倒的な耐久性も含めて、夏のレインウエアに最適な素材の一つだろう、その秘密は生地の表面だけではなく、生地組織の内部にまで耐水バリアを形成する「3次元バリア」構造にある。
糸を構成する繊維1本1本を防水ポリマーで包み込み、さらに糸同士の隙間にも防水ポリマーを埋め込み、生地本来の風合いを損なわずに、軽くしなやかでコンパクトにたため、驚異の撥水性や洗濯耐久性を実現している。
最大の特徴はフィルムが無い事です。ワンレイヤー構造のいわゆる織物なのだ。繊維の間にはミクロの隙間がある為、ウェア内のムレが圧倒的に軽減され、縦糸、横糸の一本一本に防水ポリマー加工を施した素材なので生地そのものが水を吸わない。
水を殆ど含まないので、重くならず風もシャットアウトすることができるというわけ、快適さが変わることはなく、払うだけで水気が切れてその場で再び着用できるというわけだ。
ただ理解してほしいのは、防水ではないという事。
強い水圧がかかれば漏水するし、長時間使用できる雨具では無い。あくまで防水ではなく、耐久撥水。
スコールや長時間の登山、耐水圧がかかるバイクなどにはそもそも向いていないだろう。
目まぐるしく変化する、夏の天気に対応し、どの素材よりも蒸れないEPICはフィールドと街を行き来する私にとって最良の素材。何より動きやすさ、軽さ、通気に振り切って、雨を凌ぐという考え方がしっくり来る。
EPICは数種類ある、 EPIC Standard、 EPIC stretch、 EPIC RIP STOPなど。
今回採用したのは EPIC RIPだ。
EPIC Standard 138g/㎡、EPIC Stretch 229g/㎡に対して、 EPIC RIPは何とEPIC RIP 92g/㎡ ! まさに桁違いの軽さである。
当然RIP構造の為引き裂き強度もある程度あるし、ワンレイヤーである事を最大に生かしている素材がEPIC RIPだと言える。
EPIC RIP
- ウエイト92g/㎡
- NY100%
- ※水洗いor石油ドライクリーニングに対応。
- 繊維自体は水を含まないから高い速乾性を発揮。
- 繊維自体は水を含まないから重さが変わらない。
- 半永久的に撥水性能が持続する高い耐久性。
- 運動するほど汗などのムレを放出。
- 表面を加工しない構造だから生地本来の風合いが生きる。
- 優れた防風性。
発売は7/21 (日)を予定しています。次回はディテイルについての詳細をUPします。