OPUS JAPAN
OPJ-031 Octa shirt
温故知新・再度、掘り下げる。
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとする。又は古いものをたずね新しい事柄を知る。一説に、冷たいものを温め直し味わうという意。
今回は ”Octa” と “英国産羊毛”のネル素材”の組み合わせです。
すっかりOctaの魅力に取り憑かれた谷です。今回は良いのはわかっている。自分でも2年試した、お客さまからの反応を見ても間違いない。
完成度を上げる仕事です。
相反する特性をを持つ物質同士の組み合わせで、特定の効果を狙うことは食世界では多々あるけど、服の素材の組み合わせも、昔ながらの鉄板だけではもったいないと思える様になった。化学繊維の進化は凄まじい。今までできなかった事ができるようになっている。
今回使用した素材は”天然素材”と”化学繊維”のフュージョンです。
Octaは調温にたけた化繊です。衣服のジャンルや常識を覆す可能性のある素材、普通に使っても面白く無い、アウトドアブランドとは違うOPUSらしい使い方、私はまだ服の世の中に無い物を作りたい。
LIVEで軽くご紹介しております。ご参考になれば幸いです。
https://www.instagram.com/p/C3fOarNP-Na/?hl=ja
外側のウールについて
あえてシェルと言います。今回は2パターンご用意しました。
柔らかなドレープ感と肌あたりのSOFT TYPEの生地。強撚でシルエット際立つHARD TYPEの生地。その2種類となります。それぞれに良さがあり、決めきれませんでした。。
3年前の素材よりもグレードをグッと上げて、双方ともに高級な雰囲気抜群の英国羊毛生地探して、より複雑な色で、より生地として面白い風合いで、前作を越えるべく選んだ素材です。あとは個人的にマイクロ千鳥のグレーに惚れました。
使用している糸の色数、複雑な柄の組み方の物をを選び、触りも、視覚的にも非常に面白い物ですが、肝心のクオリティーは、どれもスーツでも使用できるレベルの非常に上質なウールネルです。
ウールをシェルと見立てているので、ある程度のウインドシェル効果が必要です、ネルは繊維が絡らんでいて密度が高く最適な素材です、今回はハリもあり、且つしなやかで、しわになり無くさも備えています。
適度に呼吸しながらも風が抜けにくく、表面に細かな凹凸があり乾きも早い素材、今回の条件は完璧に満たしているし、この手の素材は知り尽くしている。
カラー展開 & SOFT TYPE . HARDTYPE について。
肌あたり、ドレープ感、柔らかさのSOFT。
強捻のシャリ感、皺になりにくく、シルエットが際立つHARD。
4色展開&2素材のご用意がございます。
SOFT TYPE 色名 GRAY / BLACK
3色のとこなるグレーで構成された素晴らしいマイクロ千鳥、谷一押しの素材です。これが着たくて始まった。
HARD TYPE 色名BLUE / D.NAVY
ダークネイビーの中にライトブルーのドットが不均一に並ぶシックな生地。
HARD TYPE 色名BEIGE/D.NAVY/BROWN/GRAY
ダークネイビー、ベージュ、グレーの細かめのチェック。おとなしい色同志ですが、ちゃんと個性が際立ちます。
HARD TYPE 色名BROWN/BLACK/BEIGE
ブラウン、ブラック、ベージュの古典的なチェックに見えるが、シャツに仕上げると不思議と古着のような可愛い印象になる。
SOFT TYPE 色名BEIGE/BROWN/RED
ベージュ、ブラウンのチェックに赤のスパイスが効いています。赤をひらうコーディネートをしてみたくなる生地。
OCTAについて
Octa(オクタ)は、画期的な衣料繊維を次々と生み出してきた帝人フロンティアが開発した、特殊断面ポリエステル繊維です。
通常のポリエステル繊維は断面が丸くなっていますが、「オクタ」は中空糸に8本の突起を放射状に配列したタコ足型の断面になっています。
この特殊な断面構造がもたらす「オクタ」のメリットは大きく3つ。吸汗速乾・軽量・遮熱です。本来は化学繊維同士て合わせて着ることにより、高めあう素材ですが、あえて天然繊維と合わせた、日常に、いつもの服に着る意味持たせた。
最強の組み合わせではないが、単体では出せない味がある。
外気温7℃と室内19℃の場合、全く暑くも寒くもない。
もちろん蒸れ知らず。
試して無い方には是非着てみてほしい素材です。
ディテイル&デザイン
袖口はタックをとりかなりシェイプしています。カフス部分はかなりタイトめな設定です。インナーに着ることも想定してですが、締めるところをしめて、シルエットに強弱をつけ、グラマラスにしたかった。ただのカジュアルシャツではつまらない。
襟のパーツがありません、見頃から一枚でつないでいます。自由自在に襟を作れます。我ながら良い感じに仕上がりました。ファーストからさらに修正し、OPUSでこれ以上ドレス型のシャツをやるつもりはないので、この形は現状理想に最も近いと思っています。
首の自由度、芯材の柔かさ非常に心地よい。
着用感と特徴について(170cm 63kg SMを着用しています)
全止め、2個開け、フルオープンでの羽織り、襟立、全て様になる。シャツだけど襟から見頃へのながらが綺麗で、JKの様に羽織っていて楽しい物に仕上がった。
バックヨークを無しにしたのも後ろ姿がJKに見えるように。。
GRAY / BLACKはあえてOCTAのカラーリングをゴールドにしました。私がチラ見せしたかったんです。
襟型も極力型に吸い付く様にカーブは強い。
BLUE / D.NAVY 屋外で見ると鮮やかな良いネイビーですね。
カフスの上までOCTAが入っています。
BEIGE/D.NAVY/BROWN/GRAY このピッチから柄合わせをしております。
開けてきた際の襟の返りが、JKみたいになりのが好きなんです。
低めのポケット位置はかがんだ時に中の物が落ちにくいので、やや低めです。
BEIGE/BROWN/RED シックな色目です。一番JK感が出るかも。春っぽく着たい時な白Tか、思い切ってブルー系が良いですよ。
チェック合わせができていれば、ポケットの存在感は無くなります。
バックヨークがないとJKに見えるだけでなく、チャックも必要なく綺麗なんです。
アンコンJKみたいでしょ。
屋外で見ると黄身が消えて、赤みが前面に出てくる面白い生地です。
アウトで切るの専用の着丈です。INできるとオムツみたいになるのでおやめください。
下記生地は、ぼかし、陰影、捕食、同色、産毛、様々なテクニックで風合いと色目を作っています。既成の生地でも面白いものはあるんです。
使用感
2月中旬、気温は10℃、晴無風湿度 52%
この位のコンデションなら、アンダーにウールT、ミッドにハイゲージニットで外出できます。
同時に室内でも全く蒸れないのが、本当の凄いところです。
狂った2月の18℃にも対応できます。アンダーにウールT一枚で快適に過ごせました。
元々ベースレイヤーなので、タンクトップでも肌あたりは抜群です。
※ 8℃以下の冷込みには対応できません。アウターを掘りましょう。
OPJは単体での使用は勿論、それぞれの番手に機能が付随した服です。
四季に合わせて様々なレイヤードで楽しんでください。今回はスタンダードなシルエットで、レイヤーにもある程度対応でき、アウターも着やすいデザインとしました。
とてもベーシックなシルエットと言えるでしょう。
あくまでもカジュアルシャツのバランスに少しの、フォークロア、アーバン、ラグジュアリー、
トラッドなどの要素を詰め込んだつもりです。
ディティルも見ないデザインですが、引で見れば普通です。普段使いを意識したものです。
ボタンは黒蝶貝を採用しています。
バックヨークとダーツが無い背中は、運動性を考え若干広めで立体的です。襟は柔らかな芯材の一枚襟です。台襟はなくしなやかです。徐々に自分の着方を服が覚えてくれるでしょう。
あと、クローズで着たらOCTAの存在を気づかせません。
もちろん女性でオーバーサイズで着たい方にもおすすめです。肩傾斜は強めで、丸く着丈はやや短めです。
サイズ感 & お手入れの方法
- *ドライ洗剤、ネット使用で、ドライコースでマシンにウォシュ可能です。柔軟剤の使用をお勧めします。
- *数回の洗濯で縮みが出ますが縦方向に約1cm以下です。多少の捩れ、歪みは味です。
- *163cm~172cm SM.173cm~180cm ML あくまでも長さの基準としてお考え下さい。サイズ感につきましてはお気軽にお問合せください。
- SM 着丈:73.5cm 肩幅:47.5cm 身幅:120cm 裾廻り:119cm 裄丈:85.5cm
- ML 着丈:75.5cm 肩幅:49cm 身幅: 124cm 裾廻り:123cm 裄丈:87.5cm
1 SOFTTYPE GRAY/BLACK
2 HARDTYPE BLUE/D.NAVY
3 HARDTYPE BEIGE/D.NAVY/BROWN/GRAY
4 HARDTYPE BROWN/BLACK/BEIGE
5 HARD TYPE BEIGE/BROWN/RED
OCTA SHIRT
- 1 GRAY/BLACK
- 2 BLUE/D.NAVY
- 3 BEIGE/D.NAVY/BROWN/GRAY
- 4 BROWN/BLACK/BEIGE
- 5 BEIGE/BROWN/RED ※5colors
- Size SM, ML
- Price ¥41.800 (TAX included)
店頭にサンプルが到着しております、是非着てみてほしい!