【OPJ-022】LAYDWON-JK by OCTA 

そのジャケット、裏地に秘密あり。

裏地の秘密。

同じ直径のポリエステル繊維に比べて、2分の1程度の重量を実現しています。

非常に軽い繊維で、水や汗が通りやすくなり、一瞬で乾く。素肌に着れる程やわらかでサラッとした快適な肌触りを持っています。

糸自体が中空になっており、断面みると8本の突起による空間がある事がわかります。含まれるデッドエアーの量が多く遮熱効果が高い繊維でもあります。

本来はそのわかりやすい機能を使い、速乾性と保温性を両立したベースレイヤーとして。寒い時期にはシェルの中に使い、防水と保温と蒸れのパラドックスを両立させる新たな万能アクティブインサレーションとして1年中使える万能な素材なんです。

要はポーラテックアルファ®の完全な対抗馬です。価格や見た目の違いも含めて総合的に見て、今回はOcta® を裏地に採用しました。

“LAY DOWN” とは

フライフィッシングのキャスティング技術の1つ。釣り人は目的達成のために経験を積み重ね、道具を進化させ、技術を身につけていきます。私は Barbour の”SPEY JACKET”を愛用していました。SPEY=スペイ、これもフライフィッシングのキャスティング技術の名称です。スペイキャストからの応用でレイダウンキャスト。ワンランク上の技術。今回のルーツは腰まで入水し釣り竿を振る為の短丈ジャケットです。私がかつて街でも、釣りでもいつも一緒だった服がルーツになっています。

Gearに振ったファーストモデル、セカンドは街着としての端正な顔立ち。違いはあれど型紙はぼ同じです。開発コストも抑える事ができました。ヴィンテージバーバリーの1枚袖のイメージと、ピポットスリーブを組み合わせています。袖が非常に動かしやすく、腕を動かしても極力着丈が変わら無いようにしました。インナーダウンやフリース等のボリュームがあるものが着やすいのは勿論、ヴィンテージのパターンが如何に完成されています。なだらかな肩線から円錐形のボディーは広いサイズレンジを持っています。

裾口もドローコードで絞れます。袖口はスナップで隙間がなくなります。ゆったりしているだけではなく端が美しく閉じるのは絶対継承したい部分でした。

今回のLAY DOWN JKは防水でも撥水でもありません。非常に表情がある天然素材を都会的にスマートに着る、そして感動する着心地を裏地の化学繊維で手に入れる、それが目的です。

着用感は感動的に軽量な着心地。あまく軽いウールシルクと最新の化学繊維の組み合わせ。今のところ誰もやってない。。そりゃそうです、見た目重視でスペックダウンするアウトドアブランドなんてないでしょうから。

今回は高所登山用じゃ無いし、行ってせいぜいキャンプくらい。僕ら服好きならツラがいい方がいいに決まってる。フィールドでは着れないけど、最新の化学繊維の恩恵はしっかりと頂きました！

気温にして5℃から15℃程度を射程圏内とします。あと様々なレイヤードに対応できる型、インナーにフリースやローゲージニット着やすい型、OPJのレザーダウンベストを上から着る事もできます。

めちゃくちゃ暖かい服じゃない。オクタはめちゃくちゃ抜けがいい、アルファダイレクトと比べ更に軽く、更に速乾、保温性は同等程度に感じました。ベースレイヤーに着た際は、汗ばむと若干痒くなる気がする。

狙ったのは軽さと調温度性。寒くなく、暑くない。シャツ並の軽さで蒸れ知らず。ブリースするウールシルクとオクタの組み合わせが可能とした、クラシックな見た目で、都市部における新感覚新の快適性を持った服になりました。

着用時期的には冬、春（1月〜4月）頃の使い勝手を追求しました。ロンTやシャツ1枚で着るのが1番気持ち良い、スビンプラチナやウールT1枚で着るのは最高に気持ちいい、、

天気が良かったら、オールドタックル持ってカヌーでサンデーフィシング🛶そんなシチュエーションなら着ていきたい！もう少ししたらそんな季節がやって来きます。

外側のウールはシルク22%+様々な化繊の混紡糸で、非常軽く抜けが良い素材です。この仕上がり、この軽さ、この混率が裏地のOcta® の性能を活かしてくれるんです。

160amから172cm SM 、173cmから180cm ML を着用しています。2サイズ展開ですが男女の垣根無く様々な身長、体型の方が着れる事を目指しました。

天然繊維×最新化学繊維を体感して欲しい。今回もオモシロイ物ができました、店頭にサンプル置いてます、是非一度羽織ってみて下さい！

【OPJ-022】LAYDWON-JK by OCTA 

素材：Mixed nep wool 

表地：57% silk22% nyron10% polyerter10% acrylic1%。裏地：Octa®

甘い織りで軽めのオンス、シルク22%の恩恵で非常軽い仕上がりのウールフェイスです。この軽さ、この混率が裏地のOcta® とはを活かしてくれる。

色：Mixbrown 裏地Orenge

ブラウンベースに様々な落としネップがある表情豊かなウールフェイスです。1番目立つオレンジネップを拾って裏地とあわせました。

SIZE：S/M・M/L

価格：¥53,900(税込）

素材：Herringbone wool

表地：wool57% silk22% nyron10% polyerter10% acrylic1%。裏地：Octa®

曖昧なヘリンボーン。毛足の部分を絡めて境界線を曖昧にし、黒、白、グレーにネイビーを入れて更に柔らか表情にしたヘリンボーンウールフェイスです。こちらも甘い織りで軽めのオンスですがネップに比べると少しだけ厚みがあります。

色：表Mixgray 裏地Darknavy

SIZE：S/M・M/L

価格：¥53,900(税込）

＊長さの基準ですが160cm〜172cm方がSM。173cm〜180cm方がMLが基準となります。

昨年のLAYDWONをお持ちの方は同じサイズ感とお考え頂いて大丈夫です。胸囲、ウエストが大きな方、逆にスリムな方は上記の通りではありません。詳細なsizeスペックはblogにUP致します。sizeに関してのご質問はお気軽にDM下さい。

＊お手入れ

ドライ洗い用洗剤を使用し、つけ置き&手洗いができますが、安心なのはシーズンに一度程度のクリーニングです。乾燥機、天日干しは避けて下さい。

2/5(日)昼12時 販売開始。@cathedral_online 及び店頭で同時販売致します。