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OPUS JAPAN OPJ-054 3/14 12:00 販売開始。

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シルクのベルヴェット、しかも藍染。

そんなヤバそうな生地を福井で作ってる、ってある日聞いて、

その場で工場に連絡、すかさず数点生地スワッチを手配。

仕事は公私混同・私利私欲がモットー、3倍のスピード・5倍以上のエネルギー。

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そこで知り合ったのが山崎ビロード 山下さん

福井県越前市にて、

創業以来3代にわたり、ベルベット一筋。

織り機も設備もフルベット。

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届いた生地に触れてみて、これはマジで触ったことの無いやつ。

毛密度が異常に高い、撫でても撫でても下地が見えない、、、

柔らかい光沢、触ったことないヌメり・均一なカット。

しかもこれを繊細なシルクでやっちゃってるところ、、、

高品質なヴェルヴェットを作ることは当たり前っすよ、そこから先っす、

って作り手さんのプライドがヒシヒシ。

だったらもう行くっかきゃない、冬の季節風なんか関係ない、

いざ敦賀、特急サンダーバード。

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京都を出て、琵琶湖を超えたあたりから、

寒さの次元が違う事にやっと気付く。

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摂氏1°C・積雪約30cm

バス停から30分、

バグって逆に脱ぎたくなる頃たどり着く。

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暖かいコーヒーで出迎えてくれて、雑談。

美味しいご飯屋さんの話、越前そば、新鮮な魚介。

帰りにイカの刺身が食べたくなる。

時間がなくて食べれなかったことをいまだに後悔。

勿論、本題。

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長年、磨き続けられた織り機、整頓され並んだシャトルたち。

僕のような立場の人間は、

いつも工場で、張り詰めた聖域の空気感にフニャった背筋を正されます。

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ここで、糸のロールからシャトルの中にはいる緯系が巻きつけられます。

セットされたシャトルが織り機にセットされて、縦糸の間を往復、

数分で糸が尽き交換、機械式とはいえつきっきり。

ヴェルヴェットは二層が接結した生地おり、間の毛羽をカットして、

毛羽だった生地がおられます、

だから、一枚の生地を、2枚にカットする作業、かなり慎重に、

ここで完成品の表情決まる。

ここで初めて知ったのが、ヴェルヴェット用の織り機は存在せず、

布帛の織り機をカスタムし、ヴェルヴェットの織り機に変わるらしい。

単車をイジっていたら冷蔵庫になったぐらい衝撃です。

ただもうその超絶カスタマイズができる職人さんも国内に一人だけとのこと。

そこからさらに素材に合わせておいカスタム、企業秘密、撮影厳禁。

シルクは静電気を帯びて切れやすく、構造が複雑なヴェルヴェットとの相性は難易度が高くなる。

張り加減・季節によって湿度温度の調整・静電気などバランスが狂うとすぐに切れてしまいます。

開発時は糸がとにかく切れてしまい、製造するかなりの期間がかかったとのこと。

麻・ウール・シルクなど天然繊維のヴェルヴェットを開発し続け、

技術が継承がしっかり行われている山崎ビロードにしか織れない生地なのです。



そして、染色にも高い技術が必要になります。

シルクの繊維は、芯になるフィブロインを、セリシンという膜がコーティングしている構造になっています。

染色の前に「精練」という工程でこのセリシンを落とすのですが、ここが非常に繊細な作業。

落としすぎると繊維が弱くなり、逆に残りすぎると染料が入りにい

やりすぎても足りなくても良くない、非常に難しい工程バランス。

なので、この生地はシルク専門の染色工場で染められています。

また、ベルベットは表面のパイル(毛足)が特徴なので、

通常の染め方だとその毛足が潰れてしまいます。

そこでこの生地は「吊り染め」を採用。

生地をフレームに巻き、重力で吊るした状態で染める方法で、

パイルに余計な圧力をかけず、ベルベット特有の立体感や光沢を守りながら染めることができます

細心の注意と丁寧な仕上げがなくては美しい生地は生まれません。

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ここまで生地についてついて書きましたが、

大事なのは着た感じ、

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独特の落ち感があり、肩から袖にかけて、動いたときのドレープが美しくでます。

モチーフはジージャンですが、シャツが得意な縫製工場に縫ってもらっているので、

軽い羽織としてきやすい、曲線がでます。

こんなに滑りやすい生地をチェーンステッチで縫ってもらって感謝しかないです。

生地も凄いですが、縫製もなかなかのものです。

触ると、ちょっと驚きがあると思います。

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梅田・本町両店にあります、面白い生地なのでぜひ。

販売は服ヲ掘ル WORK & UTILITYと合わせて3/14土曜日から。

SM /ML、2サイズ展開。

価格は税込¥73,700

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