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【OPUS JAPAN】

OPJ-013

TEN-T ”The Emperors T-shirt”

(皇帝のティーシャツ)

TEN-C に採用されているナイロンは唯一無二の生地です。似た様な物は山ほどあるが、2年後の着心地、経年変化、繊毛、ストレッチ感、レシピも原糸もわかっているが何かがちがうんです。

絶対に秘密の隠し味があるはず、スヴィンの初摘みを最初に触った時、似ていると思った。

このコットンは何かが違う。


毎日、何気なく着ているTシャツ。

綿花から厳選する事で、根本的に別次元の物に仕上げる必要があります。

OPUSが綿のTshをつくなら、何がみんなにギフトできるのか?OPJ-005 (昨年のリカバリーTsh)の経験を活かして、この2が月必死で掘り下げました。 

何に極振りするか、決まりました!

今回は美しいTsh をつくります。

ハイゲージカシミアの着心地、コットンの扱い易さを合わせ持つTsh。

嫌いな夏がはじまります。

暑さに慣れてない身体、胎動を開始した社会、無理について行かなくていい、自分の信じる方にゆっくりと進んで行こうと思います。


素材。

Tshとは編み物です。

生地は基本2種類しかありません、それは、織物と編み物。Tshは糸を編んでいく事で面となって行く素材なので編み物です。

ループを作り次のループを引っかけるということを連続する事で生地になります。明確な起源ははっきりしていないらしいのですが、紀元前2~3世紀エジプトで、手編み靴下や手袋が出土しています。

エジプト綿という祖の品種と共に、ヨーロッパに渡り、その後機械化され、同時に世界各地でその土地に合った品種へと改良されていきます。

現在では、一言で編み物と言ってもその編み方の種類は様々あり、勿論それぞれの特徴が異なります、糸の特徴や製品の用途に合わせて最適な編み方を選んで製品化されています。

一方で品種改良とハイテク技術により、綿花自体も進化してきました。エジプシャン、シーアイランド、スーピマ、ギザ、、、

高級なレア綿は多々あれど、今回使用する原糸、スヴィンコットン、さらに最高品質を誇る“ファーストピック(初摘み)”の物を使用します。

綿のピラミッドの頂点の糸です。(日本で買える物で)

機械摘みではなく、ひとつひとつ丁寧に手摘みされ、油分と栄養の多く含まれたコットンボールだけを手で摘み取るから、栄養や油脂を失うことなく繊細で強く美しい繊維となります。

2種類の編み生地を採用します。

編み地の三原組織の一つ(平編み)。

流通しているTシャツのほとんどがこの平編みです、よこ方向への伸縮性を持ち、凸凹のない編み地です。薄い生地に仕上げることに長けているため、軽く、通気性と耐久性があります。Tシャツ以外にも、乳児用肌着や高級なシーツなどの寝具や肌あたり優先の物に使われる編み地です。

今回の糸は極上です、密度の高い肌触りが普通ではない平編みになりました。

【OPUS JAPAN】

もう一つは、

(フライス編み)を採用しました。

表目・裏目ともに同じ編み目で表裏が無い編み地です、よこ方向によく伸び、表面の縦軸に凹凸があります。わかりやすく言うとリブの部分の編み地です。極細繊維にしてもフライスの特徴は失われませんでした、縦軸に細かな凹凸を作る事ができるた為、肌に点で触れます。ドライな着心地で空気を含みます。一般的にはフィットする下着や強度が必要なリブ等につかわれます。

油分が強いスヴィンを敢えてフライスに編み立てました。柔らかな原料をドライに仕上げる、滑りがあるが着心地はサラサラです。

【OPUS JAPAN】

vol.2 型紙。

肩を少しドロップさせ、肩の傾斜を強めにとり、どこに肩がきても落ち着くパターンは継続しています。多少リラックス感を出した程度では、全くだらし無くはなりませんでした、生地の良さしか目に入らない感じです。

通常の倍くらいのサイズレンジを持たせ、適当に着る事を敢えて許しています。単なるリラックスフィットでは無く、極力立体的に仕上げています。背中を大きく、前は小さく、体の比率と可動域を考え、自然と馴染む位置を探しました。

非常に立体的なので綺麗に畳む事はできません。

【OPUS JAPAN】
【OPUS JAPAN】
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ネックは鎖骨が見えるかみえないか、ギリギリのラインで、背面はあまり下げず、フロントネックは少し(1cm位)下がり気味にしています。着丈はフロントが少し短い設定ですが、着るとほんの少し後下りに見える程度です。

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広いアームホールから肘下で捻れながら急激にテーパーしています。袖口が小さい為、長めの袖も手首でとまり、袖捲りも自由自在です。

【OPUS JAPAN】
【OPUS JAPAN】
【OPUS JAPAN】

最近はカマ位置の高いアウターは着ないからタイトなアウターを着る事は想定していません、1枚で着た際のシルエット、存在感が全てです。


6色展

濡羽 

ヌレバネ ブラック(平編み)

色を吸い込む鴉の濡れた羽、モード感漂う大人っぽ位置イメージ、光沢とドレープがえげつない。

【OPUS JAPAN】

媚茶 

コビチャ カーキ(平編み)

ミリタリーグリーンではなく、ブラウンを内包したカーキ、肌に馴染み、様々コーディネートに非常に合わせ易い。

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山吹 

ヤマブキ マスタードイエロー(平編み)

和製のダックカラーのイメージ。ブデニム、チノ、ミリタリーパンツなんかに合わせたい。

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白磁 

ハクジ ホワイト(フライス編み)

限りなく純白に近い白、今後もコットンを使うなら間違いなく基準になる白のコットンフライス。現時点での最高の白。

【OPUS JAPAN】

留紺 

トメコン ネイビー(フライス編み)

日本的な花紺、誠実で凛とした印象与える。割と蒼みを強く感じます、非常に合わせやすいベースカラーの一つ。

【OPUS JAPAN】

古典和色参照 https://www.colordic.org

生地の油分が強く色が入り難い性質を逆に利用した、素晴らしいpale color です。(黒、白以外)


サイズ

SMとMLという2サイズ展開です。

狙いは大小、男女、と言う区別以外にMの人は両方着れると言う意味を持たせました。体型によりますが〜170cm〜前後の人はコーディネートや気分で使い分ける事ができます。

サイズ選びは過去に販売したWOOL-Tと同じと考えて大丈夫です。長さの基準ですが160cm〜172cmの男性SM。173cm〜180cm方がML。どちらかと言うとゆったり着る事を前提にデザインです。


お手入れ

洗濯時はネットをご使用下さい。殆ど縮みはありませんが、柔軟剤を使うとより縮みが緩和されます。3洗から5洗で約0.5から1cm以内の縮率です。


着用感

過去のモデルも全てそうですが、着心地には最新の注意をしています。このプライスで出せるもっとと気持ち綿です。肌触りはカシミアに近くコットン100%で出せる限界だと思います。

平編みとフライスの着心地の違いが甲乙付け難く、両方採用しました。(voj1に解説有)

緩めのボディーに広いアームホームがより身体をよりリラックスらせてくれますが、袖口は小さめで、袖捲り、ロールUPがし易く、1枚で着用した際のシルエットと、インナー着用の際の収まりの良さを両立させました。

【OPUS JAPAN】
168cm あえてのML
【OPUS JAPAN】
178cm ML
【OPUS JAPAN】
172cm ML
【OPUS JAPAN】
170cm SM
【OPUS JAPAN】
176cm ML
【OPUS JAPAN】
167cm SM
【OPUS JAPAN】
170 SM

価格

¥14,300(税込)


販売日/販売方法

6/5(日)

昼12時 @cathedral_online 及び店頭にて販売いたします。



END