9月 の Schedule
始まりの月。
秋冬の始まりの9月。
新規プロジェクトに向け、買い付けが本格的に始まる9月。
新しいスタッフとの仕事が始まるかもしれない9月。
私にとってとっておきの挑戦がいよいよ始まるのが9月です。
まだまだ残暑が厳しい事はわかっている。
昨年と何も変わらないだろう。
でも気分的には新しい服に早く袖を通したい、台風が過ぎる度に少しづつ気温が落ち着いていくだろう。少しくらい狂うのは仕方ない、秋は秋らしくなってくれないものか…
OPJ-038 9月初旬 どこかの日曜日。
上記は昨年の Polartec®delta 1年間着用してわかった事があります。真夏でも寒過ぎる事。冷房の効いている室内だと長時間は過ごせない、、今回のデルタは紫外線対策とオンスUP、若干しっかりとした生地感のものに変更、色はBLACKのみとします。
その者 黒き衣をまといて 金色の野に降り立つべし、もうすぐ始まる秋パターン。琵琶湖に腰まで入水し、タコ粘りする際の理想の形。私の戦闘服が完成しました。
立体的フーディ、パーツをつけない、新型サムホール、ハーフジック、スソグチULパーツ、サイドポケットは通気口。
準備に抜かりなし!
CONCETTO アウターパーソナルオーダー年内納品。 9月13.14.15.16 (14.15デザイナー在店)
下半期で私が一番楽しみにしていたイベント。
オーダーイベントはブランド初となります!
「概念」「構想」を表すCONCETTO(コンチェット)という言葉。
多くのファンがいるヴィンテージウェアの世界、少しづつ正確な資料が失われていき、どんどん曖昧な世界となっていく。
その曖昧さを探る旅。
曖昧さの探究こそが、この世界に携わるの作り手たちのロマンだと思う。
曖昧な物を探り、今の時代に活かせるものへと昇華させる。
この衣服の製作者は、何をもってこんなデザインを考えたのか、その思考を辿る瞬間が最大の喜びのはずだ。
形式美の追求と現代的な美的感覚にはさほど差はない。
根本美しい物はやはり美しいし、使いやすいものは更に使いやすく。
不可能と思われていた事を古の技術でクリアにするのは気持ちのいい物だろう。
50sブリテッシュトレンチ
60Sバーバリー
官給品のブロードアロー
ホースライディング ダスター
リーファーJ
3Bダッフル…
レジェンドアイテムを彷彿とさせる個体がならびますが、蘇った訳ではなく生まれ変わっています。
正直、震える程かっこいい。
素材は勿論全てオリジナル、絞り込んだ色と素材の展開です。
例えばギャバジン。
1879年にバーバリー社の創設者トーマスバー バリーが開発したバーバリーギャバは羊毛100%ないし、羊毛/綿の交織だったとそうです。始まりのギャバに思いを馳せて見事なギャバジンに仕立てています。
こだわりとは見えない部分に凝縮されています。スタイルも生地も一見普通、ドレス過ぎないから普段着に着れるし、適度な質量は春も秋も楽しめる、気負わない普通に着れるコートでもあります。
ただ蘇った訳ではなく、生まれ変わっています、正直、震える程かっこいい。
早々に完売した春物きている方はわかると思いますが、あれは肩慣らしです。アウター専業はやはり冬です。9/14 AM11:00くらいから、デザイナーとLIVEをしようと思ってます。聞きたいことが山ほどあるぞ。
opj-039 9月末(どこかの日曜日)
このパンツを覚えている人はいるかな..OPJ-004 この気持ち良過ぎるコットンがリニューアルします。持っている方はわかると思いますが、既成の生地の中にも稀にあるんですね。こんな生地が。。
https://cathedral.jp/selections/19273/
上代が高くなっても良いなら、そりゃー糸から作ってみたいです。
OPUSは基本、既製品の生地を料理方法で見せたい、という思いがあるから今回もこの生地を使ってスラックスタイプを作っています。オンスや糸のコアが少し違いますが、、
その辺りはまた。
シルエットはむしろこちらに近い感じです。本格的なスラックスを上質なコットンで作る。https://cathedral.jp/information/opus-japan/25758/
普通のコットンとは一味違う。
DELTAが本来であれば8月末に発売予定でした。
なので9月はOPJが2作出ます。
よろしくお願い致します。
SHUN NAKAMURA 9月のどこかで
コロナ期間中、彼はずっと爪を研いでいた。
師を持たない彼は、無限の可能性を秘めている。
驚くべきことに、紬、織、染、型、トワル、縫。
全て1人で黙々とこなしていた。
話しが合う友はいないだろう、
アドバイスしてくれる人もいないだろう、
不安に押しつぶされそうにもなるだろ、
彼は既にそういうレベルに、片足を突っ込んでいる。
でも彼は作る事をやめなかった。
無数の試作が、彼の意志の強さを物語る。
滋賀で出会った、22歳の成年。
彼が目指しているところにたどり着くのは、とても険しい道のりだ、世界的に見ても数人しかいない。
でも、だから出逢えたんだと思う。
長い付き合いになりそうなヤツと出会った。
CATHEDRALでは3年位前から、国内のクリエイター発掘に注力してきた、為替の影響は勿論あるけど、日本にとどまるべきでは無いクリエイター達が、もっと世界の方々に評価される様になり、今後は小さなブランドでも、もっと簡単にエキスポートできる様になるはずだ、と思っている。
バイヤーは常にオンリーワンを探している、なんなら狙いを日本にざだめてくるはず。ものづくりも、店も、円が弱いなら、弱いなりの戦い方があるはずだ。
Another standard 9月の末 どこかのLIVEで。
私の合繊の師匠。素材分析をしてくれたりシナジーの効きまくった合成繊維の世界を見せてくれた人。
Tshを作られたそうです。LIVEを一緒にやって製品を紹介します。が需要があるとは思えない程深い話になるだろう。糸商の方、デザイナーの方、テキスタイルデザイナーの方、または将来そのような世界に興味のある方は是非みてください!
SOLNORD(ソルノール)のオーダー会は10月中旬を予定しています。
手編みはもちろん素晴らしいのですが、マシンメイドのスペシャルピースを仕込んでます。お楽しみに!
昨年の様子です。https://cathedral.jp/orders/24702/