YAMAI
“豊かな自然に似合う服” 本当の “豊かさ” とはなにかを、いつからか考えるようになりました。 文明社会における豪華絢爛な “ラグジュアリー” は存在しているけれど、服と自然が大好きな自分にとって、自然界に対して “ラグジュアリー” な服ってまだ存在していない。 訪れた土地で自然の原風景や風土を想う。自然と人、人と人とのつながりを感じる。 人間も自然の一部だということに気づく。 当たり前の “営み” “日常” の豊かさを感じるために。 服もすべて自然から生まれたものであることを再認識するために。 世界中であたりまえに暮らす人たちが、植物を栽培し、動物の毛を刈り、紡ぎ、織る。 ひとの手を通し、自然の恵みから生まれた心地よい野生の素材を、野生の機能をそのままに仕立てました。 都市と自然、性別や人種、宗教や貧富の差。 あらゆる境界がない世界のために、自然と人とのつながりを感じる “豊かさ” を身に纏う。 それって、とても大切なことだと思う。