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shinya nomoto

当時のデザイナーが果たして何人残っているのだろう。 アントワープシックスはドリスだけになった、ドメステックだと1.2人ではないだろうか。 名前はのこっていても、死去されたり、引退したり、転々と渡り歩いたり、、 40年近く一つの方向性を突き詰める事は簡単にできる事では無い。 今見た “ シンヤノモト ”はメインストリームの激流を片目で見ながら、緩い支流でロングボードに乗っておられる感じがした。 無駄な力が入っていないというか、自然体で楽しんでおられる。 其処にはブランディングやマーケティングなど駆け引きは存在しない。 数十年の時を超え新たに命を吹き込まれたヴィンテージから漏れ出すアイテムのパワーだけが存在した。